2011年さくらWORKSオープン予定のわずか1ヶ月前、東北の震災が起きました。その時すでにオフィス会員に登録していたグラフィックデザイナーの佐藤理樹さんは石巻出身。故郷を襲った未曾有の災害を、当初は現実として捉えられなかったと言います。
今回上映されるドキュメンタリー映画「まだ見ぬまちへ〜石巻・小さなコミュニティの物語〜」は被災地の辛いストーリーを追うものではありません。大勢の人命と大切な生活を失った三つの地区が一つになって新しいコミュニティを作る、そんな一大プロジェクトに挑んだ人々のリアルな葛藤と奮闘を記録したものです。
佐藤さんの友人であり、本作の監督をした青池憲司さんは石巻で6年半カメラを回し続けました。長期間、青池さんを撮影に駆り立てた動機は何だったのでしょうか?「この映画で私がみつめたのは、震災の被害だけではなく、地震と津波のあとに始まった被災地の暮しです。大災害に襲われた地域社会が再生していくプロセスには、非被災地に住む私たちにとって学ぶものがたくさんあります。」
今回の上映会では日替わりゲストがテーマ別のトークを繰り広げます。
まだ見ぬ新しいまちを作りつつある石巻の人々、そして特別なゲストたちから、私たちハマの人間は何を掴めるのでしょうか?
「まだ見ぬまちへ〜石巻・小さなコミュニティの物語〜」上映会&トーク
11/6(火)〜11/9(金)18:30〜、11/10(土) 16:00〜
ゲスト情報などはFBページをご覧ください。
プログラム(各回40席限定/お問い合わせ先にEメールでお申し込みください)