K2グループ30周年記念企画 第8回日韓若者フォーラム
第8回 日韓若者フォーラム IN 横浜
「どうなる!どうする?日韓の若者支援」〜日韓でどう協力関係を築くのか〜
K2インターナショナルグループは、8年前より日韓のこども・若者支援の実務者、支援者、行政、教育の関係者と共に研鑽を重ね、2015年の「なりゆき祭・日韓若者フォーラム 青年無罪」をはじめ、日韓両国でフォーラムを開催し、若者への支援の重要性を訴えてきました。今回で第8回目となる日韓若者フォーラム。いよいよ韓国でも若者支援の本格的な動きが出てきました。日韓の若者支援の動きに注目!
第一部 日韓の青年問題の現状と政策
基調講演
「どうなる?日本の青年支援」
・工藤啓さん(育て上げネット理事長)
「どうなる?韓国の青年支援」
・キヒョンジュさん(ソウル市青年支援センター長 )
質疑応答・ディスカッション
第二部 日韓の若者支援とまちづくりの実践
どうする?まちづくりから見る青年支援
「社会的友情による青年芸術家の新しい活路探し」
キム・ジョンフィさん(ソウル文化財団代表)
どうする?日韓共同?青年支援事業
「青年サリプロジェクト」
小堀求さん(K2インターナショナルコリア代表)
○ディスカッション参加団体(一部未定)
韓国
ソウル市青年支援センター、ソウル市文化財団、住宅共同組合ナメクジユニオン、城北シンナ 他
日本
NPO法人育て上げネット、NPO法人good!、NPO法人ブエンカミーノ、K2インターナショナルグループ
他、多数参加予定
<参加者プロフィール(敬称略)>
【韓国】
◎キ・ヒョンジュ ソウル市青年活動支援センター長
既存の青年雇用支援だけでなく、失業中や就職の為の準備をしている青年の日常活動を支援。様々なコミュニティを作り、ワークショップなどを開いているセンター。「青年手当」という若者で週30時間以上の労働をしていない若者であれば、一ヶ月あたり約5万円を受給できるという施策を実施、管理もしている。
◎キム・ジョンフィー ソウル文化財団代表
ソウル文化財団は、「市民芸術家が一緒に幸せな文化都市ソウルを作る」という目標の下、文化芸術創作と普及、芸術教育、市民文化芸術活動を支援している。
◎オ・チャンミン 城北シンナ理事長
地域再生と青年雇用生態系を復元するために、企画、研究、教育など全方位の活動をする協同組合。また自分達の住む町を面白い場所にしたくて集まった青年達がコミュニティデザインを軸としてあらゆる青年社会問題の解決の為に活動している。ソウル市青年政策ネットワーク、城北区青年政策ネットワーク、ソウル市委託事業「無重力地帯」を委託運営。城北区の青年支援協議体の議長も務める。
◎イム・ソラ ナメクジ 住居協同組合理事長
市民団体として若者たちの住宅問題の向上と政策改善を目的として、2011年に大学生を中心に設立された団体。ソウルを中心に全国規模にネットワークをもって活動。非営利住宅のモデル「カタツムリの家」を供給、運営し、持続可能性と住宅分野の公共性を確認して現在の住宅問題を解決しながら、さらに青年の生活の中で、より安定した住宅を用意できるように、さまざまな実験をしている。
【日本】
◎工藤 啓(くどう けい) 認定NPO法人育て上げネット 理事長
1977年、東京生まれ。米ベルビュー・コミュニティー・カレッジ卒業。2001年に任意団体「育て上げネット」を設立し、若者の就労支援に携わる。2004年にNPO法人化し、理事長に就任。現在に至る。著書に『NPOで働く- 社会の課題を解決する仕事』(東洋経済新報社)、『大卒だって無職になる――“はたらく”につまずく若者たち』(エンターブレイン)、『無業社会 働くことができない若者たちの未来』(共著・朝日新書)など。金沢工業大学客員教授、東洋大学非常勤講師。「休眠預金等活用審議会」委員など、内閣府、厚生労働省、文部科学省など委員歴任。
◎松浦 貴昌(まつうらたかまさ) ブラストビート 創業者・理事
1978年新潟生まれ。名古屋育ち。16歳でバンドを始め、全国ツアーやDVD・CDリリース経験し、26歳でバンドを脱退。その間アルバイトを含め、30種類以上の職種を経験する。バンド脱退後は起業を決意し、アタッカーズビジネススクール19期受講。同スクールの事務局スタッフを経てWEBマーケティング会社(株)フィールビート設立。2009年8月よりBlastbeatの立ち上げを行い、2010年9月NPO法人化。他にもNPO法人CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンに参画、カンボジアの子どもたちに絵本を届け読み聞かせの文化を広げる「心の絵本」プロジェクトの活動など国際協力分野にも携わる。現在、Blastbeatの活動を広めるため、全国で講演活動を行う傍ら、高校や大学でプログラムの実施を行っている。
◎佐藤吉行(さとうよしゆき) NPO法人good!
2001年より不登校・ひきこもり経験者を含むすべての若者のきっかけづくりを目的とした活動を続けています。主な活動は、国内外で実施するボランティア・ワークキャンプです。スリランカで井戸掘りをしたり、タイで道路を作ったり、国内では農業や牧場作業も行います。また、韓国では国際交流のプログラムも行っています。板橋区にある事務所は、様々な背景を持つ若者が集まる交流の場(フリースペース)、そして、ひきこもり等の状態から自立を目指す若者たちの共同生活寮にもなっています。
◎藤井智(ふじいさとし) NPO法人文化学習協働ネットワーク
1970年代半ば、東京三鷹で子どもたちの学習権保証から始まった教育NPO。学習支援、フリースクール、若者社会参加、若者参加型社会的事業等の活動を展開しています。
◎吉川望(きっかわのぞむ) NPO法人ブエンカミーノ
広島市で社会参加に困難を抱える若者を対象とした共同生活と、農業を通してのジョブトレーニングの実践をしています。収穫した野菜を売るだけでなく、加工し販売する自営のお店も営業してます。様々な国の人や異なる世代との交流イベントを定期的に実施。また、日本全国から若者たちを集め、年に数回農業のワークキャンプを実践し、若者たちのコミュニティを広げる活動をしています。
◎藤井敦史(ふじいあつし) 立教大学コミュニティ福祉学部教授、PARC理事、社会的企業研究会会長
※随時最新情報更新
<実施概要>
第8回 日韓若者フォーラム IN 横浜
「どうなる!どうする?日韓の若者支援」〜日韓でどう協力関係を築くのか〜
日時:2018年11月2日(金) 14:30~17:30(+交流会は20時まで)
場所:根岸ライブボックスM6(横浜市磯子区東町15-32 モンビル6階)
共同主催:日韓若者フォーラム企画委員会、ソウル市青年活動支援センター、財団法人社会投資支援財団
主幹:K2インターナショナルグループ
後援:国際交流基金、ソウル市城北無重力地帯