超高齢化や少子化が急速に進み、人口知能やIoTなどのデジタルテクノロジーが日進月歩で発展していく中で、私たちの仕事のあり方や働き方も大きく変わろうとしています。そんな中で社会の未来を担う子どもや若者のキャリア(職業)教育をどのように展開していくかは、社会全体にとって、大きな課題になりつつあります。
2030年に向けて全世界の国々が力を併せて進めているSDGs(持続可能な開発目標)においても17の目標の一つに「質の高い教育をみんなに」(目標4)を掲げ、「すべての人々が男女の区別なく、安価で質の高い技術教育、職業教育、および大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする」、「技術的・職業的スキルなど、雇用、ディーセント・ワークおよび起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる」などキャリア教育について達成すべき具体的な指標を示しています。
今回の井土ヶ谷リビングラボのフューチャーセッションは、SDGsを意識した教育実践に取り組む横浜市内の小中学校や高校の教職員を招き、学校現場からの提言を契機として、「誰一人として取り残さないキャリア教育」を社会全体でどのように取り組んでいくのかを、子ども・若者のキャリア支援に熱心な企業人やNPOスタッフなど参加者全員の未来志向の対話によって考えます。
なお今回の井土ヶ谷リビングラボのフューチャーセッションは、未来メディアキャンプ2018(朝日新聞社、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科共催、運営協力・Think the Earth)の「SDGs×教育プロジェクト」の活動の一環としても開催します。
内容:
(1)誰一人として取り残さないキャリア教育に向けて、学校現場からの提言
(2)参加者全員による意見交換