広く「てんかん」について知っていただき、アート展の作品展示だけではなく色々な場面で多くの方に関わってもらい、一緒に作り上げて行きたい
「らくがきもアート、はなうたもアート、えがおもアート」と題したこのアート展には、てんかんの患者さんや、その仲間の絵画や陶芸作品などの作品が出展されます。作品と同時に、制作にあたる仲間の姿の写真や、動画も展示されます。
10月25日(木)から27日(土)にパシフィコ横浜で開催される「第52回日本てんかん学会学術集会」と併せて開催されます。現在、同展に出品する作品を募集中です。
アート展は、てんかんのある方たちの作品とともに、作品の後ろにある製作者の普段の暮らしや生き生きと活動する姿を写真や動画で伝えることを通じて、てんかんについての理解促進を深めていくプロジェクトです。
てんかん患者は100人のうち0.5人から1人いると言われていますが理解が十分ではありません。このアート展を、LOCAL GOOD YOKOHAMAのクラウドファンディング機能を使って資金調達をすることで広く「てんかん」について知っていただき、アート展の作品展示だけではなく色々な場面で多くの方に関わってもらい、一緒に作り上げて行きたいと思っています。
この取り組みを様々な分野の方に知っていただき、応援していただくとともに、ネットワークを広げていくために関心ある方々と対話型で進行するトークイベントを実施します。
◆当日の話題提供
・榎正晴さん
1970年東京生まれ、横浜育ち。福祉系単科大学である日本社会事業大学に入学し、ワンダーフォーゲル部、軽音楽部の活動のかたわら、引きこもりの子どもや重度の脳性麻痺の方との深い関わりが、福祉を考えるキッカケに。1998年に入職した知的障碍者の通所施設SELP・杜に従事して20年。障碍の仲間たちの仕事、暮らし、遊びの充実に取り組む。現在、管理者として勤務。社会福祉士。よこはま福祉実践研究会に所属し、支援の実践、福祉と医療との連携について学ぶ。その取り組みの一環として、日本てんかん学会学術集会横浜の「てんかんをめぐるアート展」に関わっている。
・田中正樹さん(VTR出演)
田中神経クリニック院長。1955年生まれ。大学卒業後、重症心身障害児施設「びわこ学園」等に勤務。1991年からは16年間「静岡てんかん・神経医療センター」勤務。2007年7月田中神経クリニックを横浜市栄区に開院。講演も多数。小児及び成人のてんかんを診療している、数少ない「てんかん専門医」。
・原美樹子さん
1967年生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、東京綜合写真専門学校で写真を学ぶ。1996年の初個展以降、国内外で多数の作品を発表。2017年、木村伊兵衛写真賞受賞。
・杉浦裕樹
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事。2014年よりLOCAL GOOD YOKOHAMAを運営している。
・その他てんかんをめぐる支援関係者の登壇調整中です!
<実施概要>
日時:8月4日(土) 14:00〜15:30(13:30開場)
会場:さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3-61 泰生ビル)
参加費:無料(カンパをお願いします)
主催:「てんかんをめぐるアート展」プロジェクト/LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
申込:Facebookイベントページで「参加する」を押していただくか、localgood@yokohamalab.jpまで件名に「8/4参加希望」と書いて送る。
https://www.facebook.com/events/204190870438721/
■「第3回てんかんをめぐるアート展in横浜」公式サイト
http://shiroichizu.com/jes52/
■作品の募集について
2018年10月25日からパシフィコ横浜にて開催する、「第3回てんかんをめぐるアート展」に展示させていただく作品を募集します。 仲間の作品をぜひ出展してください。
横浜で開催される日本てんかん学会のときに、パシフィコ横浜に、 てんかんの患者さんや患者さんの仲間のアートを展示できるスペースを作ります。 会場には、てんかんを専門的に診療している医療従事者が、たくさん集まります。 作品を展示して、皆さんが交流できる場になればと思っています。
コンセプトは「プロセスの美しさが生み出すアート」としました。 作品が作り出される過程の写真なども一緒に展示して頂ければと思います。 皆さんのご協力をお願いします。
てんかんをめぐるアート展企画委員会
会長 田中 正樹
http://shiroichizu.com/jes52/s-bosyu.html
■「第3回てんかんをめぐるアート展in横浜」facebookページ
https://www.facebook.com/tenkan.artfes3/