国連が定めたピースデー9月21日に合わせて世界中の若者が、映像によって互いを知り、国を越えたつながりを持ってほしいという願いから開催している国際平和映像祭。今年の国際平和映像祭は、9月22日(土)に横浜で開催が決定し、7月21日まで映像エントリーを受付中です。
6月16日(土)は横浜市開港記念会館にて「観る、気づく、語る夜。いまドキュメンタリーからみる私たちの社会と平和」というテーマのもと、今年初となる横浜でのキックオフイベントを開催します。
まず最初に、国際平和映像祭とピースデーについて、関根健次代表、杉浦 裕樹理事、谷崎テトラ顧問からトーク。その後、国際平和映像祭2017に、横浜市国際局長賞を受賞した作品「Hidden side of gold」の上映や、制作者の高橋渉さんのトークも予定しています。
当日は、元NHKディレクターで、長年にわたり日本人の戦争体験を収集して映像におさめた「戦争証言プロジェクト」の番組を制作し、現在もなお「戦争と平和」をテーマにドキュメンタリーを制作されている宮本聖二さんをお招きして、より良い社会を見据え、映像ができること・その可能性について、実践の中で感じてこられたことをお話しいただきます。
さらに、国際平和映像祭2018 審査員の丹下紘希さんの追加参加が決定!丹下さんは、これまで数百本のミュージックビデオを監督。3.11後には、NOddINという芸術運動を仲間と立ち上げ、現代の社会問題に取り組んでいます。丹下さんの映像作品も投影します。
後半は、平和関連活動をする2団体(世界子どもサミット、学生団体S.A.L)の取り組み紹介のあと、トークゲストや国際平和映像祭の関根健次代表を含めたディスカッションを行います。
4.丹下 紘希さんトーク(映像投影)
5.各団体取組紹介 世界子どもサミット(発表者代表・菅沼奏香さん)、学生団体S.A.L
6.関根代表、杉浦理事、谷崎テトラ顧問、各ゲストを交えたごちゃまぜトーク~それぞれの思う平和に向けて~
7.おわりに
1981年NHKにアナウンサーとして入局、沖縄放送局でディレクターに。報道局「ニュース11」デスク、「アジアナウ」デスク。報道局「おはよう日本」チーフ・プロデューサー。商社に出向してコンテンツの海外販売。編成局ソフト開発センターで、海外ドキュメンタリーや海外ドラマの編成にあたる。2008年から、「戦争証言プロジェクト」で日本人の戦争体験を収集し番組を制作、同時にネット配信する「戦争証言アーカイブス」の責任者をつとめる(37回放送文化基金賞受賞)。2011年に「東日本大震災証言プロジェクト」責任者として、震災の体験を番組化し、ネット配信する「東日本大震災アーカイブス」を制作(39回放送文化基金賞受賞)。NHK放送研修センターを経て、ヤフー株式会社で映像コンテンツの制作に取り組む。東京大学大学院講師。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授。「ドキュメンタリーと社会デザイン」「映像ジャーナリズム論」「デジタルアーカイブ論」などを指導する。
■国際平和映像祭(UFPFF)とは?
国際平和映像祭(UNITED FOR PEACE FILM FESTIVAL, UFPFF)は平和をテーマにした映像祭です。平和を願う世界中の若者が、映像によって互いを知り、国を越えたつながりを持ってほしいという願いから2011年より毎年9月21日の国連が定めた国際平和の日、ピースデーに合わせて開催しています。
UFPFFは5分以内の映像製作を通じて、世界中の若者たちが平和について考え、平和実現のために行動していくことを期待しています。また、視聴者やエントリー者たちが互いの違いや共通点を知るなど、つながるきかっけになればと願い、開催しています。
http://www.ufpff.com