未来を変える目標
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クリエイティブの力で環境問題や社会問題について考え、行動するきっかけづくりを行っている一般社団法人Think the Earthが、 多くの人にSDGsを広めたいという思いで始めたプロジェクト「SDGs for School」を立ち上げ、『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』を製作しました。プロジェクトを主導したThink the Earthのメンバーをお招きし、トークイベントを開催します。
「SDGsは子どもたちが地域や世界に視野を広げ、大人たちと対話をしながら、より良い未来をつくっていくための最高の教材になる」という想いのもと、始められたプロジェクト。2017年8月から11月に行われたクラウドファンディングは、多くの賛同者により目標金額500万円を達成し、学校や書店にアイデアブックが普及し始めています。
今回は、プロジェクトをしようと思った背景、教材の中身に施した工夫、今後の展開についてをお話ししていただきます。また、完成したアイデアブックを用いたワークも行います。
学校教育の中にSDGsをどう伝えていくのかを考えるきっかけをつくったこの取り組み。トークを通して、SDGsの伝え方、普及の仕方についてや、その先にある未来の日本について、一緒に考えてみませんか?
当日は、アイデアブックの販売も行います。
1.オーサートーク概要説明
杉浦裕樹(横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事)
2.SDGs for Schoolについて
笹尾実和子さん(Think the Earth広報)
(休憩)
3.参加者のグループワーク
4.全体でディスカッション
5.おわりに
一般社団法人Think the Earth 広報
夏生まれの横浜育ち。新卒で人材派遣の会社に3年勤め、行く先を決めず退社。その後の一人インド旅で全てをリセットし、小さくも面白い会社でインターンを始めたことで仕事観が変わる。そんな中Think the Earthと出会い、ここなら小学校からの夢が叶う!と気持ちひとつで飛び込み入社。現在はひとり広報として奮闘中。話すよりも聞く方が得意。「お腹すいた〜」と「ダイエットしなきゃ!」が口癖。
株式会社カゼグミ 代表/茨城移住計画 発起人
大学卒業後、人材総合サービス企業にてコピーライター、クリエイティブディレクターとして勤務。その後、シブヤ大学の立ち上げを経て、横浜を拠点に「世代間交流」「行政・企業・NPO連携」をテーマにした街づくりコンサルティング団体「SoLaBo」を立ち上げ代表に就任。横浜市をはじめ、様々な企業連携による共創の場づくり、およびワークショップの企画・運営を行う。2018年には「茨城移住計画」や、個人や組織が変容するために必要な相互作用がおきる場を ”発酵” に見立てた「カモス会議」を主宰するカゼグミを設立。また慶応大学大学院システムデザインマネジメント研究科や「エコロジーとエコノミーの共存」をテーマにしたThink the Earthにも所属し、様々なプロジェクトを手掛けている。1981年、茨城県水戸市生まれ。
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事/ヨコハマ経済新聞編集長
音楽・ダンス・演劇やイベントの舞台監督などを経験した後、2003年にICTを活用してまちづくりに取り組むNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボを設立。2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を創刊。2011年にシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」、 2013年に「ファブラボ関内」、2014年にメディア・データ可視化・スキルマッチング・クラウドファンディング機能を備える参加型WEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」の運営を始めた。
Think the Earthは「エコロジーとエコノミーの共存」をテーマに2001年に発足したNPO。持続可能な社会の実現のために、ビジネスを通じて社会に貢献するしくみを提供し、コミュニケーションやクリエイティブの力で環境問題や社会問題について考え、行動する、きっかけづくりを行っている。環境や社会問題への無関心とあきらめの心こそ最大の課題ととらえ、ウェブサイトや書籍などで情報発信を行っているほか、企業やNPO、クリエイターとともに誰もが参加できるプロジェクトを開発・提供している。
http://www.thinktheearth.net/jp/
SDGsを楽しく、わかりやすく学べる教材(書籍、映像、カリキュラム)をつくり、公募により希望する学校に届けるプロジェクト。教材を届けるだけでなく、各地の指導者をつなぐための研修や交流の場をつくったり、子どもたちを「問題の現場」となるフィールドに連れて行くツアー型授業、出張授業の提供なども計画している。教育の場から、子どもたちと一緒に、持続可能な社会実現に向けての「うねり」を作ることを目的としている。
このプロジェクトを推進していくにあたり、教材の製作をして各地の学校に書籍を届けるだけでなく、カリキュラム開発、教員研修、ティーチャーズサミット、国内外のフィールド授業、出張授業などの計画に際し、これら全てを実行するためには年間2,000万円ほどの費用が必要とるため、未来を担う次世代に「未来をつくるために学ぶことの喜び」を提供し、ともに持続可能な社会を実現するために、クラウドファンディングを実施した。
https://www.makuake.com/project/sdgs/
NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」が運営するシェアスペース「さくらWORKS<関内>」内のみんなでつくる本棚「ラボ図書環」が企画する本の著者や編集者などをお招きする公開トークシリーズ。
https://goo.gl/5n7ygb