市民活動の蓄積を知り、広げる(つなげる)ために―VITAMIN BOOKの伝えたいこと―
横浜のこれまでの課題解決に携わった横浜市役所OBなどでつくる「パトナの会」が『VITAMIN BOOK 横浜産 希望のビタミン 市民活動の実践事例と考察』を出版しました。発刊を記念し、執筆者とともに市民活動の実践者を招いた研究会が開催されます。
パトナの会は、横浜の公民が協働した課題解決の歩みや、これからの市民活動の取り組みのあり方に関心ある人たちに、参加を呼びかけています。
テーマ:「市民活動の蓄積を知り、広げる(つなげる)ために―VITAMIN BOOKの伝えたいこと―」
1 VITAMIN BOOKの紹介
2 パネルディスカッション
執筆者と市民活動をされている方々とのディスカッション
①市民の活動の志すものキイワード(冊子の中から抜粋)について語る
②市民活動と協働の実践
など
研究会終了後、パーティも開催します(別にイベントを立ち上げています)。そちらも是非ご参加ください。
目次:
VITAMIN A 地域への着陸の時代
VITAMIN B 横浜の少子・高齢、人口減少社会を未来につなげる
・少子・高齢、人口減少社会の到来と地域コミュニティ
・少子・高齢化と横浜市のコミュニティ行政
・コミュニティ再生のための都市政策
VITAMIN C コミュニティの蓄積を見る
事例01 超高齢社会を迎えたドリームハイツの挑戦
事例02 元町商店街の知恵と工夫
事例03 生きにくさを抱える若者に仕事と居場所を
ワーカーズコレクティブはっぴいさん
事例04 顔の見えるまち 瀬谷区谷戸自治会
事例05 食農教育40年が結ぶ、
学校を核とする地域創生
事例06 居場所と見守りと楽しさと
公田町団地の見守り交流拠点「いこい」
事例07 子どもの幸せを実現する会
子どもの成長を地域で見守る
事例08 未利用空間の活用で人と人をつなぐ
これから増えてくる空き家・空きスペースの利活用から学ぶ
事例09 公園再生とパークマネージメントに
期待する協働のかたち
事例10 生活困難な人々と寄り添い支援の実践
事例11 港南区での協働による地域づくりの取組
事例12 金沢区における協働型区政運営の実践について
ボランティア体験を活かす
事例13 これからの郊外部のまちづくり
超高齢化時代の郊外を再生する
事例のまとめ 見えてきた 希望、共感、つながり、未来
【コラム】
地域に楽しく、気軽にかかわる
あんたも一緒にやらないか
コミュニティ形成の担い手としてのマンション管理組合を考える
反町 多様な世代が活躍するまちづくりを紹介
VITAMIN D 地域を豊かにする「小さな公共世界」
地域を豊かにする「小さな公共世界」
変化への対応と「都市コミュニティ」の未来
「ヒト」「チエ(情報)」「モノ」「カネ」の地域循環を考える。
ワークショップの議論から
◆ 『VITAMIN BOOK 横浜産 希望のビタミン 市民活動の実践事例と考察』出版のお知らせ
横浜では、市民力が進化の原動力となってきました。少子・高齢、人口減少社会を迎えた今、地域で助け合い、幸せを共有しあう成熟したコミュニティが生まれつつあります。その方向性を見つめ、事例を紐解くことで見えてくる「希望」を一冊の本にしたのが、この『VITAMIN BOOK』です。
編集・発行にあたった「ヨコハマ パトナの会」は、地域の市民活動に関心と共感を持ち続けて調査・研究をしてきたグループです。メンバーは、地域の活動者、コンサルタント、横浜市職員たち。5年がかりで、取材・執筆・編集に取り組みました。
この本の内容は、コミュニティのあり方や、横浜市の政策への取組や展望などをデータに基づき論述・解説 / 市内13の活動事例を詳細にレポートし、ポイントを深掘りして、地域で役立つエッセンスを抽出 / 地域を豊かにする「小さな公共世界」の提案 など。
市民の活動と地域行政の取組を描くことで、持続可能なコミュニティの姿と仕組みを考えました。多くの方に読んでいただければ幸いです。
※ 『VITAMIN BOOK』は、出版記念研究会で販売するほか、
http://yokohamapatona.com/
上記URLのページにある[購入する]ボタンからもご購入いただけます。