エネルギーを「自分ごと」として考えることができるようになることを目指します
私たちの生活に溶け込むエネルギー。でも、エネルギーについてそもそも私たちはよく知りません。電気代無駄遣いしてるかも?エコな生活をしたい!でもどうしたらいいかわからない。そんな人たちのために、ワークショップでわかりやすく、エネルギーを身近なものとして理解する講座を12月16日(土)、「泰生ポーチ」にて開催します。
普段、家庭内という閉じられた空間で完結しがちな「電気代」や、複雑すぎてわかりにくいエネルギーの問題を、自身の生活と結びつけて整理し、話し合いながら理解していく内容で、エネルギーを「自分ごと」として考えることができるようになることを目指します。
当日は、「エネルギーやエコロジーって何?」を様々な視点から見直す講座のあと、参加者が持参する自宅の電気料金表などに基づいた「おうちエネルギーカルテ」への記入、グループワーク、質疑応答などを行います。
講座を企画コーディネートした立教大学大学院2年の鈴木ゆりりさんは「今回、色々な方法がある『自分の生活の見直し方』の中でも、『おうちのエネルギー』に焦点を当てて、出張講座をなさっている森ノオトの梅原昭子さんの存在を知り、私自身が『地球環境』と『自身の生活』を見つめたい時期だったのもあり、ぜひ泰生ポーチにてお話していただきたいということで、お招きさせていただきました。エコロジーという言葉があります。本来は『生態学』の意味ですが、近年では『エコライフ』『環境にやさしい生活』と訳されるなど、環境保全や地球環境に負荷をかけないという意味で用いられることが多くなっています。『環境にやさしいこと』というキーワードはよく聞きます。ごみの分別や、水筒を持ち歩く、水の節約、紙を無駄にしない、公共交通機関を使用する、電気自動車にするなど、様々な方法があります。つまり、『環境にやさしいこと=エコ』とは、何も大きなことをする必要はなく、自分の生活を見直すことなんです。」と話しています。
電気代に敏感な主婦の方に限らず、パパさんやエネルギーに興味のある学生などどなたでもお気軽にご参加下さい。
<内容>
当日は、「エネルギーやエコロジーって何?」を様々な視点から見直す講座のあと、参加者が持参する自宅の電気料金表などに基づいた「おうちエネルギーカルテ」への記入、それに基づいたグループワーク、最後に質疑応答などを行う予定です。
<企画意図>
緩やかに、そして確実に経済成長してきた社会ですが、それに比例して地球の大切な資源である自然環境を破壊してきたという事実があります。同時に、経済が成長して便利になった生活は、電気などのエネルギーに依存し、私たちをそこから抜け出させない事態を招いてしまいました。いかに電気やガスに依存しているか、東日本大震災を通して知った人は多いのではないでしょうか。私たちは本来それらに依存しなくても生活できるはずなのです。いきなり電気もガスもない生活をすることはできませんが、余分な物を徐々になくしていき、必要最低限の中で暮らしていくことはできます。
「地球環境のため」というとスケールが大きいように思えますが、それは同時に「自分の生活を少し見つめなおすこと」とも言えます。それはすごく簡単なことだと思います。その「簡単さ」に気付くきっかけとなるワークショップが、「おうちエネルギーワークショップ」です。ぜひ、多くの方に参加して欲しいワークショップだと思っています。もちろん、おうちのお財布にも優しくなるお話ですよね。
・鈴木ゆりり(立教大学大学院21世紀社会デザイン学科2年、横浜コミュニティデザイン・ラボインターン)
<開催概要>
・日時:12月16日(土)13時30分~15時30分
・会場:泰生ポーチ(横浜市相生町2丁目52)
http://taisei-po-chi.yokohama/
※みなとみらい線馬車道駅より徒歩5分、JR関内駅より徒歩5分、市営地下鉄関内駅より徒歩5分
・参加費:500円(お茶とお菓子、資料代込み)
・持ち物:直近の電気料金表(ガス料金表もあれば)←1年分あるとベターです。筆記用具、電卓もあると便利です。
・主催:主催:横浜コミュニティデザイン・ラボ/まま力の会
・申込み:Facebookの参加ボタンを押していただくか、info@yokohamalab.jpまで(件名に「12月16日おうちエネルギーワークショップ参加希望」、本文にお名前とご連絡先をご記入ください)
〇講師紹介
梅原昭子さん(NPO法人森ノオト事務局長 エネルギー担当)
東日本大震災を機にエネルギーのあり方を考える中で、地域の電力を地域の自然エネルギー発電でまかなうことを目指して発足した「たまプラーザぶんぶん電力」に携わり、「森ノオト」のなかでも子どもを対象にした「キッズエレキラボ」、独立型ソーラーシステム講座などを担当し、電気を身近に感じてもらう活動を行っている。
参考:http://morinooto.jp/2017/08/12/ouchienergie/
参考:https://www.hamakei.com/headline/9954/
〇NPO法人森ノオト:
「エコ」と「ローカル」をテーマに、主に子育て世代の女性がリポーターとなって地域をめぐり、ヒト・モノ・コトをつなぐウェブメディアを運営している。地産地消マルシェや、リユースサロン、エコクッキング講座、アップサイクルブランドづくり、エコDIY講座、ローカルメディア講座など、イベントも多数実施し、暮らしの足元から持続可能で豊かな未来社会をつなぐための活動を展開。エネルギーに関する記事も多数掲載している。
参考:http://morinooto.jp/about/