障害者インターナショナル(DPI)アジア太平洋ブロック事務局長であり、車椅子ユーザーであるサオワラックさんが来日します。
この機会に彼女を含んでアジア太平洋地域の障害者の状況を聞くとともに、先日あったバニラエアーの障害者搭乗拒否事件など、社会的弱者を作らないための社会とはどのような社会なのかを考えてみたいと思います。
障害に興味がない人にこそ参加をおすすめしたいと思います。
▽ゲスト
Saowalak Thongkuay(タイ) サオワラック・トーンカイ
(DPI(障害者インターナショナル) アジア太平洋事務局地域開発担当官、アセアン障害者フォーラム(ADF)理事、ABILIS財団メコン地域コーディネータなど)
DPI:Disabled Persons International (障害者インターナショナル)は世界130か国以上に加盟団体がある国際的NGOの障害当事者団体である。本部はカナダ。日本にはDPI日本がある。アジア太平洋地域事務局はタイのバンコクにあり、Ms. Saowalak はタイ国政府から女性の人権活動に対する表彰を受けるなど活躍している。アジア太平洋地域において、障害種別(身体障害、知的障害、精神障害、難病など)を超えて障害者の社会参加を実現するための様々な活動に取り組んでいる。
http://www.rehab.go.jp/hodo/japanese/news_27/news27-05.pdf より
▽ホスト
日時:10月19日(木) 18:30〜20:30
場所:泰生ポーチ(横浜市中区相生町2)http://taisei-po-chi.yokohama/
参加費:500円
申込:Facebookページにて「参加する」を押していただくか、「10/19参加希望」と書いて info@yokohamalab.jp までお送りください
主催:野毛坂グローカル、横浜コミュニティデザイン・ラボ
協力:神奈川県ユニセフ協会
「障害のある子どもたちへのユニセフ支援」パネル展
※参加者にはユニセフ(国連児童基金)が発表した「世界子ども白書」の日本語翻訳版を配布します。また会場内にパネル展示「障害のある子どもたちへのユニセフ支援」を実施する予定です。
【参考】
▽発表「地域の中で生活するために」Saowalak Thongkuay p5〜p8
http://www.rehab.go.jp/whoclbc/japanese/pdf/seminar_jpn28_2_13.pdf
▽障害者インターナショナル(英語: Disabled Peoples’ International)
国際障害者年であった1981年に結成された障害者の当事者団体。世界本部はカナダのニューファンドランド島にある。略称はDPI。
▽DPI 日本会議
DPIの日本国内組織として、1986年に発足。身体障害、知的障害、精神障害、難病等の障害種別を超えた96団体が加盟している(2017年8月現在)。地域の声を集め、国の施策へ反映させ、また国の施策を地域へ届ける事がDPI日本会議の活動の鍵となっている。
▽アンブレラ関内
2011年春にオープンしたさくらWORKS<関内>が入居する泰生ビルの307号室を改装したソーシャルインクルージョンのハブ拠点。2017年春より本格稼働。日中は通信制高校「明蓬館高校」のサポート拠点として活用し、夜間は困難を抱えた若者など「社会的に排除されている」人達の支援者の活動の場として運営していく。さくらWORKS<関内>に入居するクリエータの協力でリノベーションした。
※「障害者」を「障がい者」あるいは「障碍者」と記することはありますが、障害者インターナショナル(DPI)日本会議の表記に従い、ここでは「障害者」と記しています。