プラスチックごみを資源に変えてTシャツに〜横浜発の参加型サーキュラーエコノミープロジェクトのクラウドファンディング実施中!
【YOXOセミナー】みんなでつくる、横浜発のサーキュラーエコノミー・イノベーション
~脱プラスチック。ごみ拾いは地球を救い、ベンチャービジネスを加速させるか?~
世界最大のプラスチックごみ輸入国だった中国が2018年1月に輸入を全面的に禁止してから丸2年がたち、欧米・アジア諸国ではプラスチックパッケージの削減やプラスチック廃棄物のリサイクル・アップサイクルが急速に進んでいます。一方の日本では未だにプラスチック製品が溢れ返り、不法投棄されたプラスチックゴミが河川に流出して深刻な海洋プラスチック汚染を引き起こしています。
日本はプラスチックごみの有効活用が進むリサイクル先進国と言われていますが、その実態はプラスチックごみを燃やす際に出る焼却熱を有効活用しているケースが大半です。これは、プラスチックごみの多くが再生されることなく焼却処理されているということであり、その際に排出される二酸化炭素のことを考えると、ゼロカーボン社会に逆行する行為だと世界中から指弾されかねない状況です。
私たちは、このようにプラスチックゴミの削減とリサイクルについて、日本社会が本質的に抱える課題を克服するために「横浜で排出されるプラスチックゴミは、横浜市民(事業者)の手で回収し、新たな製品として再生すると共に、市内のマーケットで流通させる」サーキュラ―エコノミーのエコシステムを構築・展開したいと考えています。また、現在そのための第一弾のプロジェクトとして、横浜市内の複数の事業者が協力しながら、横浜で拾ったごみを再生繊維に変える「サステナブルTシャツをつくろう!横浜発の参加型サーキュラーエコノミープロジェクト」も実施しています。
今回のイベントでは、このようなプラスチックごみの回収・リサイクル・商品化といった一連のサイクルをビジネスとして持続可能なものとして行くために何が必要なのかをテーマに、多様な有識者、専門家の皆様と意見交換するとともに、「サステナブルTシャツをつくろう!横浜発の参加型サーキュラーエコノミープロジェクト」についても紹介します。プラスチックごみのリサイクルを通じたサーキュラ―エコノミーに興味・関心を持つ方、私たちと協働でビジネスを興すことにチャレンジしたいという企業や事業者の皆様の参加をお待ちしています。
【お知らせ】
一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスでは、現在、ごみを資源としてつくられるTシャツにCO2排出ゼロの方法で印刷を施した「サスティナブルなTシャツをつくる横浜発の参加型サーキュラーエコノミーププロジェクト」を展開しています。実施中のクラウドファンディングは2月15日(土)が1stラウンドの締切。応援をよろしくお願いいたします!
【限定100枚!】サステナブルTシャツをつくろう!横浜発の参加型サーキュラーエコノミープロジェクト
https://cf.yokohama.localgood.jp/project/localgoodproject
・日時:2020年2月13日(木)18:30~21:00(受付開始:18:00~)
・場所:YOXO BOX(よくぞボックス)
・アクセス:神奈川県横浜市中区1-6 VORT横浜関内Ⅱ
市営地下鉄関内駅(徒歩3分)
みなとみらい線日本大通り駅(徒歩7分)
JR関内駅(徒歩3分)
・主催:
ハーチ株式会社
一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
・定員:80名
・参加費:無料
当日は、最初に世界のプラスチック関連のサーキュラーエコノミー事例および横浜で行われているプロジェクトの詳細についてインプットしたうえで、専門家や事業者、参加者の皆様も交えてオープンにディスカッションを進める形式となります。「今までその価値を見過ごされていたものに価値を見出す」ことが前提となるサーキュラーエコノミーの実現には、異なる人々からの多様な視点がもっとも重要となります。経験や知識の有無に関わらず、少しでも興味がある方はぜひご参加下さい。
1. Circular Yokohamaの紹介(5分)ハーチ・加藤
2. 世界のサーキュラーエコノミー~プラスチック循環型モデル~(20分)ハーチ・加藤
3. 「サステナブルTシャツをつくろう!横浜発の参加型サーキュラーエコノミープロジェクト」のご紹介(20分)太陽住建・河原 & グロウス・カンパニー・プラス・山岡
4. 休憩(5分)
5. リサイクル事業者によるプレゼンテーション(15分)
6. アパレル事業者によるプレゼンテーション(15分)
7. フリーディスカッション(40分)
8. 懇親タイム(20分)※20:50完全撤収
・サーキュラーエコノミーに興味がある方・関わりたい方
・プラスチックの有効な活用法やアップサイクル最新事例などについて知りたい方
・横浜でサーキュラーエコノミーの取り組みや事業に取り組みたいと考えている方
・上記に当てはまる企業、NPO、市民、学生の皆様はどなたでも大歓迎です。
1985年生まれ。神奈川県横浜市で育つ。大学卒業後、株式会社リクルートエージェント(現リクルートキャリア)を経て、サステナビリティ専門メディア「Sustainable Japan」の立上げや大企業向けCSRコンテンツ制作等に従事。2015年12月にハーチ株式会社を創業。社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」編集長。現在はYOXOアクセラレーター一期生として、横浜のサーキュラーエコノミーメディア事業「Circular Yokohama」を展開中。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格保持者。日本マーケティング学会・サステナブルマーケティング研究会メンバー。
中学卒業後、建設業の職人として修行。その経験を活かし24歳で建設会社(株)太陽住建を設立。中小企業が継続的に事業を展開していくためには、持続可能な地域社会、人と人とのつながりが重要と考え、本業を通した社会貢献に取り組んでいる。これは「地球環境が持続可能でなければ自分たちが生き残れない」という理念を、より身近な形に展開したものであるが、同時に、中小企業一社だけで出来ることは限られ「パートナーシップと共創」は必須だとも考えている。そんな思いのもと、横浜市住宅供給公社との共同プロジェクトにより「井土ヶ谷アーバンデザインセンター」、「空き家」をリフォームし事業者のワーキングスペースや地域のコミュニティースペースにする「ルートハウスプロジェクト」、地域の困りゴトを多様なステークホルダーが集まって議論していく「リビングラボ」を後押しする「一般社団法人リビングラボサポートオフィス」等々を設立、事業化。中小企業が生き残っていくためにも、地域課題を自分ゴト化し、本業が社会貢献となり利益も得られるサーキュラーエコノミーの実現が、今まさに求められていることだと考えている。
航空会社勤務を経て、人材派遣会社の研修企画担当に。その後、人材育成への意欲から、大手メーカー系列のコンサルティング会社に移り、人財育成に関する開発・販促・広報などのマネジャー職から企業研修部門の統括部長までを務める。1000社ほどの組織変革に携わった後、独立。ビジネスフィールドの豊富なキャリアで様々な人材や組織づくりと関わり続け、自身の出産・育児との両立での管理職・起業などの経験から、多様性を活かす着眼点が持ち味である。HRコンサルタント、研修講師、講演と多方面で活躍中。そのテーマは「ダイバーシティ&インクルージョン」「ライフインワーク」「ディーセントワーク」「ミレニアル/ゼット世代」「組織変革」など幅広く、SDGsワークショップの実績も多数。サステナブル・ブランド・ジャパンコラムニストとしても連載中。横浜在住で、起業も横浜、本開催地とも所縁が深い。
「Circular Yokohama」は、ハーチ株式会社が運営する、サーキュラーエコノミーのモデルにより横浜の経済活性・地域課題解決を目指すメディアプラットフォーム事業です。横浜市内のサーキュラーエコノミー関連プロジェクトの可視化・発信、体験プログラムの企画・運営、サーキュラーエコノミー専門人材のマッチング、サーキュラーエコノミープロジェクト・商品の開発を展開予定です。YOXOアクセラレーター第一期の採択事業となります。
会社名:ハーチ株式会社
代表者名:加藤佑
資本金:2,000万円
設立年月日:2015年12月
本社所在地:東京都中央区日本橋富沢町10-13 &WORK NIHONBASHI 602
事業内容:メディア事業
URL:https://harch.jp
団体名:一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
代表者名:河原勇輝
設立年月日:2018年05月18日
本社所在地:神奈川県横浜市磯子区中原4丁目1番30号
事業内容:横浜市内のリビングラボ活動の支援
URL:https://livinglabsupportoffice.yokohama/
団体名:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
代表者名:杉浦裕樹
設立年月日:2018年05月18日
本社所在地:神奈川県横浜市磯子区中原4丁目1番30号
事業内容:コミュニティデザイン事業
URL:https://yokohamalab.jp// https://yokohama.localgood.jp/