世界では、すべての人が食べられるだけの食料は生産されています。
それにもかかわらず、今日食べられるかどうか不安を抱えながら生活している人たちがいます。
「消費期限が過ぎてしまった」「料理を注文しすぎて食べきれない」食べ物を”捨てること”は多くの人にとって日常の出来事になっています。
飢餓、貧困、食品ロス・・・の現状を知り、今私たちに何ができるのか。
10月の世界食料デー月間に向けて「食べること」「捨てること」について一緒に考えてみませんか。
世界では、すべての人が食べられるだけの食料は生産されています。それにもかかわらず、今日食べられるかどうか不安を抱えながら生活している人たちがいます。
一方で、たくさんの食べ物をムダにしている私たち。みんなが安心して食べられる世界にするためには、一体どうしたらいいのでしょうか?
今回のイベントでは、第1部はドキュメンタリー映画「もったいない!」の上映とトークセッションを通して、私たちにとって身近なフードロス問題から世界の食料問題まで、幅広く考えます。
第2部では、食料問題の解決のために活動するNGO/NPO、国連機関が集まり、私たちにもできるアクションを考えるワークショップを実施します。
10月16日は世界食料デー。10月の「世界食料デー」月間に向けて、一緒に行動してみませんか?
日時:8月19日(土)
第1部 10:00~12:10(受付9:30~)
・ドキュメンタリー映画「もったいない!」上映
・トークセッション
情報提供:斉藤龍一郎(アフリカ日本協議会)
聞き手:鈴木洋一(オックスファム・ジャパン)
第2部 13:00~17:30(受付12:30~)
・ 全体ワークショップ1:
原体験を聞くThinking WHY: 活動の原体験をNGO職員から聞く
<トークセッション>
田中入馬(セカンドハーベスト・ジャパン)、福地麻美(日本国際飢餓対策機構)
モデレーター:鈴木洋一(オックスファム・ジャパン)
・テーマ別ワークショップ(選択制):
A.行動につなげるための問題意識の振り返りセッション
B.フードドライブをやってみよう!
C.「いただきます」と「ごちそうさま」をありがとう
・全体ワークショップ2:
アクション・プランニングDrive The CHANGE:一歩踏み出すアクションを考えよう!
☆第1部又は第2部のみの参加も出来ます
■テーマ別ワークショップ詳細
A.行動につなげるための問題意識の振り返りセッション
<オックスファム・ジャパン>
オックスファムは、世界90か国以上で活動する国際NGOです。これまでに世界各地で人々の力によって社会が動いてきた事例をみてきました。こうした中で、行動する前提として、行動の源にある問題意識を重視しています。このワークショップでは、食料問題や社会問題に問題意識がある方々を対象に、その源にある意識を掘り下げるワークショップを開催します。
B.フードドライブをやってみよう!
<セカンドハーベスト・ジャパン>
ご家庭の「もったいない」食品を集めて、フードバンクや施設などに届ける活動をフードドライブと言います。日本の食品ロスや生活困窮者の現状を学び、フードドライブを職場やイベントで実施してみませんか?
C.「いただきます」と「ごちそうさま」をありがとう
<ハンガー・フリー・ワールド>
日本の農家さんやアフリカのお母さんなどいろいろな人の「食」への想いを聞きながら、私たちの食生活と世界の食とのつながりを考えるワークショップを行います。「世界食料デー」月間に、世界の食について、学校の授業やイベントで一緒に伝えませんか?
会場:JICA横浜 会議室1(横浜市中区新港2-3-1 みなとみらい線馬車道駅から徒歩8分)
定員:50名
参加費:無料
共催:「世界食料デー」月間2017、横浜市資源循環局
申し込み・詳細:ハンガー・フリー・ワールド(世界食料デー月間2017呼びかけ団体)ホームページより申し込みください。
http://www.hungerfree.net/news/12276/
アトランティス環境・自然・映画祭2011 最優秀映画賞など映画祭で数々の賞を受賞したドキュメンタリー作品
信じがたい真実ですが、私たちが日々食べる食品はその3~5割が食卓に届く前に捨てられています。
生産の現場で、流通の過程で、小売販売のシステムによって、そして家庭でも・・・
日本をはじめ世界各国で、食料が辿るあらゆる段階に関わる人々や専門家の話を聞きながら、その驚愕の現実と原因、影響を目撃し、私たちに何が出来るのかを探る旅が始まります。
食料廃棄と資源浪費についての短編フィルム。WWFドイツとUNEP(国連環境計画)がSIWI(ストックホルム・インターナショナル・ウォーター・インスティテュート)とFAO(国連食糧農業機関)との合作。
「世界食料デー」月間とは?
世界食料デーをきっかけに、たくさんの人に飢餓や食料問題について知り、考え、行動してもらうために、NGO/NPOや国際機関などが協力して取り組んでいます。
http://www.worldfoodday-japan.net/about.php