地域のデータを見やすい形でまとめました。
2014.08.23
※調査対象:全国の60歳以上の男女5,000人
※有効回収数(率):3,501人
本項目は、平成22年に内閣府が発表した『「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果[要約]』におけるアンケートの設問7「あなたは、将来の自分の日常生活全般について不安を感じますか。」において「不安に感じる」と回答した全体の71.9%の方々にお答えいただいています。
本項目の設問は「不安に感じる点はどのようなことですか。この中からいくつでもあげてください。」(複数回答)となっています。
高齢者が抱えている不安として、「自分や配偶者の健康や病気のこと」、「自分や配偶者に介護が必要な状態になること」が約50%以上の回答を受けています。その他にも「子どもや孫などの将来」、「頼れる人がいなくなり一人きりの暮らしになること」に回答している方が約20%を占めるなど、一人暮らしや核家族における高齢者の孤立化に対して不安を寄せていることが見受けられます。
また、その他にも「生活のための収入のこと」、「社会の仕組みが大きく変わってしまうこと」へ多数の回答がされていることから、今後の所得や貯蓄に対する不安も抱いていることがわかります。