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大人口出し禁止のこどものまち「ミニヨコハマシティ」市長がクラウドファンディングに挑戦中!

クラウドファンディングに挑戦している子どものまち「ミニヨコハマシティ」の百崎佑さん=右橋

「19歳以上の大人は口出し禁止」をキャッチフレーズに、子供自身が自分たちの理想のまちをつくるイベント「ミニヨコハマシティ」(略称・ミニヨコ)。この子どものまちづくり運営するNPO法人「ミニシティ・プラス」(三輪律江理事長)の学生会員で、現在「ミニヨコ市長」を務める高校2年生の百崎佑さんが、LOCAL GOOD YOKOHAMAでクラウドファンディングを開始、現在支援を呼びかけています。

百崎さんが実現を目指しているのは「ミニヨコハマシティの高校生市長をドイツへ!こどもの社会参画の原点”ミニ・ミュンヘン”取材プロジェクト」。2016年8月1日から19日まで、ドイツバイエルン州のミュンヘン市で開かれる「ミニミュンヘン」に、百崎さんが直接参加し、運営のあり方・子供たちの合意形成や大人のサポート体制などについて10代の目で取材します。

「ミニ・ミュンヘン」は7歳から15歳までの子供だけで運営する「こどものまち」です。夏休み期間中に3週間だけ運営される仮設都市で、30年以上の歴史があります。ミニヨコよりも規模・期間ともに大きく、百崎さんは同じ立場である子供市長はもちろん、市役所やまちづくり団体などにもインタビューをして映像記録として残す方針です。

そのレポート・記録映像を、ミニヨコ市民である横浜の子供たちはもとより、日本国内で子供の地域・社会参画活動をしている人たちに知ってもらい、今後のよりよい活動企画・運営に役立てたいと考えています。

集めている金額はファーストステージ(前半40日、7月7日まで)に35万円。この期間中に35万円が集まれば、さらに期間が40日延長され最終目標としては52万円の調達を目指しています。 この資金は百崎さんの旅費、映像制作・編集費、報告会費用などに充てられる予定です。

https://cf.yokohama.localgood.jp/project/miniyokohama/needs 

「ミニヨコハマシティ」市長の高校2年生・百崎さん。 子どものまち発祥の地・ドイツ・ミュンヘン市への取材を目指し、寄付をよびかけています。

「ミニヨコハマシティ」市長の高校2年生・百崎さん。
子どものまち発祥の地・ドイツ・ミュンヘン市への取材を目指し、寄付をよびかけています。

クラウドファンディングに挑戦中の百崎さんは「子どものまちづくりの原点であるドイツ・ミュンヘンで感じたこと、考えたことを横浜の子どもたちに伝え、もっとたくさんの子どもに参加してもらい、楽しんでもらえるミニヨコをつくりたいと思います。また、こども・若者たちが、まちづくりを体験し、こどもたちが当たり前に地域の活動に参加する社会をつくることに貢献できたら」と話しています。

NPO法人ミニシティ・プラスは2006年10月に設立。遊びや地域社会とのつながり作りを通して、子ども自身が社会・まちについて自由に考え、自主的に行動を選択しやりたいことを創造することを支援しています。 クラウドファンディング詳細はLOCAL GOOD YOKOHAMA https://cf.yokohama.localgood.jp/project/miniyokohama

また、銀行振込を希望される方は ローカルグッドヨコハマ事務局までメールでお問い合わせください。 Email: localgood@yokohamalab.jp

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