ローカルグッドプレイヤー

活き活きと働く姿がステキ! NPO法人 ぷかぷか

自分の作品を紹介する櫻井さん。緑区霧が丘にある「NPO法人ぷかぷか」で働くメンバーさんのひとりです。

事業所や作業所に籍を置いて活動する障害のある人は、一般には「利用者」と呼ばれることが多いですが、ぷかぷかでは「メンバーさん」と呼ばれています。
ある日はアート工房で絵画の製作、ある日はベーカリーの工房でパン作り。ぷかぷかのメンバーさんは、毎日いろいろな場所で、それぞれの個性を存分に発揮しながら活き活きと活動しています。

 

「一緒に生きていく」フラットな関係

 

NPO法人ぷかぷかは、就労継続支援B型の事業所として青葉区に1か所、緑区に4か所の店舗などを中心に活動しています。
同法人理事長の高崎明さんは、かつて養護学校に教員として勤務していました。そこで出会った障害のある子供たちにほれ込み、彼らと一緒に生きていきたいと思って設立したのが、ぷかぷかでした。

店舗での販売やワークショップなどを通じて、人との出会いのきっかけが多く生まれるようにするため活動拠点は街の中に作り、また公式サイトを作ったり、SNSを活用したりして、活動内容を積極的に発信しているのもぷかぷかの特徴です。

「こんな素敵な人たちがここにいるんだよ」「こんな人たちとは一緒に生きていった方がトクだよ」という高崎さんの思いを発信し続けることで、「障害のある人たちに何かをやってあげる、支援する」といった関係ではなく、「一緒に生きていくといいね」という関係が形成されてきました。

 

アート工房、惣菜店、ランチのお店など多彩な活動場所

 

現在、緑区の4店舗では約40人のメンバーさんが働いており、日によって異なった店舗を担当しています。

 

アートスタジオ兼オリジナル雑貨店「アート工房わんど」で人形を製作中の平本さん。

平本さんの左側にある模型も彼の作品で、人形は模型の中に配置されます。

 

特徴ある色使いの作品を得意とする斎藤さんと、動物の細かいスケッチが得意な佐藤さん。

 

メンバーさんの横山祥平さんの作品。

「横山さんの描く動物の表情は味わい深くて、作品が販売されるといつも買ってしまう」という根強いファンがいるとか。
メンバーさんが制作した作品は、店舗のほか「ぷかぷか オンラインショップ」でも販売しています。

 

イケメン桑鶴さん、健康に気を配った素材をふんだんに使ったお惣菜やお弁当を販売する店「おひさまの台所」で。

 

この日のお仕事は「お菓子工房にじいろ」でした。
素朴な食材を、味わい深いお菓子に変身させてしまいます。

ベーカリーぷかぷか」で販売しています。

 

ぷかぷかのお洒落ナンバー・ワン、六ッ見さん。

六ッ見さんの前に広がっているものは「ありがとうカード」と言い、メンバーさんがアート工房わんどで1枚1枚手書きしているものです。
ぷかぷかの店舗で買い物をしたお客様に渡されています。

 

安心安全にこだわったやさしい味のランチを楽しめる「ぷかぷかさんのおひるごはん」。

この日は営業が終わってしまいましたが、営業中はこのメニューボードが店頭に掲げられます。
奥のキッチンでは、メンバーさんが翌日の仕込みに取り掛かっていました。

 

仕事を楽しみながらやる

 

活き活きと活動しているメンバーさんですが、ぷかぷかで働き始めた当初はなかなか馴染めなかった方も多かったそうです。
施設長の魚住佐恵さんによると、「楽しいと思って入ってきたのに、仕事となれば楽しいことばかりではないですよね。でも、お金をいただきながらする仕事とはそういうもの。そういったことでも楽しみながらやるということに、本人が気付くまでが大変でしたね。」とのことでした。

アート、惣菜店、ベーカリーなど様々な仕事を経験していくことで、メンバーさんはそれぞれのやりがいを見つけ、困難なことでも楽しみながらこなすということを会得します。
そうしたメンバーさんの姿は、やはり活き活きとしています。それこそがぷかぷかの誇りであり、魚住さんを始めスタッフ皆さんの願いでもあるのです。

 

ライター紹介

「LOCAL GOOD YOKOHAMA」は、 サービス、 モノ、 カネ、 ヒト、 情報の循環をつくっていくことを目指し、インターネット上の場と、インターネットを超えた地域の現場両面から、地域をよくする活動「地域のGOOD=ステキないいコト」に市民、企業が参加するきっかけをつくっていきます。活動に加わり、メンバーとして地域に関わっていくローカルグッドサポーター、プロボノを募集しています。

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