中区

現在の中区の区域一帯は安政6(1859)年の開港以前には、一寒村である横浜村、吉田・太田屋新田の埋立地、その周辺にある半農半漁の本牧・根岸の村々という静かな風景を見せていました。開港後は西洋文明を取り入れる窓口になり、横浜の行政・経済の中心として発展を続け、昭和2年の区制施行時には人口28万人と全市人口(53万人)の半分以上を占めていました。
その後、南区(昭和18年)、西区(昭和19年)を分区し、戦後は被災や接収で復興が遅れたものの、次第に都心機能を回復し、工業・港湾・業務・商業・居住機能を合わせもつ地域として新たな発展をとげました。
昭和50年代以降は都心部を中心に都市デザインの考え方が取り入れられ、横浜の歴史や文化を生かした街づくりが進められています。
中区は「開港以来の歴史と異国情緒」という横浜らしさを有し、横浜の中心区として行政、業務、商業、港湾、観光など、高度で多様な都市中枢機能を担っています。また、外国人登録者が多く対人口比率が高いことや昼夜間人口比率が高いことが顕著であるほか、火災件数や緊急出場件数が多い、放置自転車が多いなど、都心部ならではの特徴もあります。
歴史的遺構を巧みに活かしつつ、シンプルで優れた空間デザインなどが評価された日本大通り・象の鼻地区が、平成23年5月に都市景観大賞を受賞しました。
「ヨコハマトリエンナーレ2011」の、中区は会場となったほか、今年で4回目を迎える黄金町バザールが特別連携プログラムとして開催され、約30組の国内外のアーティストが街に滞在しながら、街の中で多彩なプロジェクトを展開しました。
寿地区には日雇い等常用雇用経験の少ない方がいるなど、従来の就労支援策だけでは常用就労に至らないことが多くあります。そのため、民間団体や地域と連携し、新たな就労支援プログラムを実施しています。
東日本大震災を受け防災意識が高まる中、各地区では防災の取組が進められています。地域主体で防災まちづくりに取り組んでいる本郷町三丁目地区では、防災機能も備えた「本郷町ガス山公園」が平成24年5月にオープンしました。

(出典 横浜市市民局 18区の紹介

 

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