北部圏域

住宅地としてのブランド維持と新たな産業ゾーンの形成

市内最大の河川「鶴見川」の流域。JR横浜線と東急東横線、田園都市と市営地下鉄4号線の沿線によって形成されるエリア。東急田園都市沿線などを通じて川崎北部と一体的な生活圏を形成している。2005年(平成17年)から2010年(平成22年)までの人口増減をみると14.6%の増加。他の圏域と比較して最も人口増加率が高い。年少人口の比率が13・0%(2010年)と高く、高齢者人口の比率が18・1%(2010年)と低いのも特徴。

子育て層を中心に人口増が続いているのは、

  1. 東京に地理的に近いため「人口の都心回帰現象」の影響を受けやすい
  2. 田園都市線沿線や港北ニュータウンなどのブランド力の高い住宅地を抱えている
  3. 第2郊外形成期の区画整理がいまだに1部のエリアで継続中である
  4. JR横浜線沿線なの大規模工場跡地でスポット的な市街地開発があった

などの原因が考えられる。

北部圏域のコアとなるのが、鶴見川中流域の低湿地帯に位置する新都心・新横浜だ。東海道新幹線の広域的な交通ターミナル機能に加えて、環状2号線によって道路交通の面でも北部圏域に限らず市域の郊外部と都心部の交通結節点としての拠点性持たされている。

さらに注目すべきは、新横浜1丁目から3丁目にかけて約80haに半導体設計など300を超えるIT関連企業が立地していることだ。この新横浜駅周辺に集積するIT関連産業に加え、鶴見川の上流域の港北ニュータウンや新羽地区などには、外資系企業や電気機械関連の企業が集積している。また東急田園都市沿線を中心にITリテラシーの高い住民が多く、ICTを活用したスマートシティづくりなど市民の参画による先駆的なまちづくりの取組みが行われている。さらに圏域内には、東京工業大学や東京都市大学など理工系の大学があり、鶴見川流域で産・民・学・官が連携する「オープンイノベーションプラットフォーム」の形成も可能なエリアだ。なお東横沿線や港北ニュータウンを中心にNPOによる子育て支援や子ども・若者の居場所づくり、自立支援の取組みも活発に行われているエリアである。

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