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「第12回青葉区区民センターまつり」でベトナムとインドネシアの伝統楽器の演奏会

青葉区民センターと東急田園都市線田奈駅前の会場で11月23日、「第12回青葉区区民センターまつり」が開催されました。

今年のテーマは「田奈から広がる地域の和、世界の輪(わ)!」で、当日はステージ発表、模擬店、体験コーナー、茶席、フリーマーケット、リユース文庫、国際交流などが行われました。模擬店では韓国婦人会によるキムチやチヂミ、チャプチェの販売や「インドネシア人家族の会」によるナシゴレンや揚げバナナの販売など、13団体が出店しました。「みんなで国際交流」の会場では、ベトナムの伝統楽器であるトルンの演奏や、ペルーのダンス、スペインのパフォーマンス、インドネシアの伝統的な打楽器アンクルンの演奏などが披露されました。
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「ベトナムの楽器トルン」を演奏したのは、港北区在住のトルン奏者小栗久美子さん。トルンはベトナムのタイグエン地方に暮らす少数民族が生み出した竹でできた打楽器で、楽器に使われる竹は日本の竹に比べて薄く節から節までの距離が長いのが特徴です。観客は、普段聴きなれない楽器が奏でる懐かしいメロディーに聞き入っていました。実は、トルンは冬の寒い時期には音が響きにくくなる。「もっと響く環境で演奏をお届けしたかったという気持ちはありますが、会場のみなさんがトルンに興味をもっていろいろと質問をしてくれたり、演奏の感想を言ってくれたので嬉しかった」と小栗さんは今日の演奏について話をしました。

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ユネスコの無形文化遺産にも登録されているインドネシアの伝統的な打楽器「アンクルン」を演奏したのは、東京工業大学に留学しているインドネシア人留学生たち。アンクルンは何人かで音階を分担しながら演奏するのが特徴の一つで、今回のステージでは約20人の学生がチームで演奏しました。今回アンクルンの演奏を披露した「東工大インドネシア人留学生会」には、学部1年生から博士課程の学生まで25人のインドネシア人留学生が参加しており、研究や論文の執筆で忙しいなか、週に一回アンクルンの練習などをしているとのことです。

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今回イベントに参加した情報工学を学んでいる学部1年生のシーザ・ステファノスさんは、「暖かい室内に比べて寒い室外は指先が硬くなって演奏が難しくなるのですが、たくさんの方がアンクルンに興味を持ってくれているのが伝わったので、楽しく演奏することができた」と、今日の演奏を振り返っていました。電子工学を学ぶ同じ学部1年生のアマル・マルフさんは「日本に来て寂しいときも、インドネシア人の友人たちとアンクルンの練習ができるからホームシックにも耐えられる」と、アンクルンが故郷インドネシアと日本を繋ぐ存在にねっていることを強調していました。

「第50回アジア開発銀行年次総会」は、「ともにひらく、アジアの未来」をコンセプトに2017年5月4日~7日に、アジア各国の財務大臣、中央銀行総裁、金融機関関係者、NGOなどが参加して、パシフィコ横浜などで開催される国際会議です。来年の開催に向けて、横浜市内18区で関連イベントが開催されています。

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