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ワークショップ 「新市庁舎にみんなで『ひろば』をつくる会議」

新市庁舎の「ひろば」イメージ

6月24日・25日・7月31日に「新市庁舎にみんなで『ひろば』をつくる会議(ワークショップ)」が開催されます。

横浜市が、中区6丁目に2020年に完成する横浜市新市庁舎(以下、新市庁舎)の「ひろば」の活用アイデアを提案することができるワークショップを開催します。

新市庁舎は、1959年に建築された。すでに57年が経過していることによる施設・設備の老朽化、執務室の不足と複数のビルへの機能の分散化による市民サービスの低下、民間ビル賃借料の発生、業務効率の低下や、危機管理機能の強化の必要性などを背景として、関内にある市庁舎を移転する予定です。予算として、事業費(移転費、退去修繕費等の未確定費用を除く)と設計・建設費 709 億円及び、地中埋設物の解体撤去工事 1.92 億円をかけ、2017年夏の工事着工、2020年の完成を予定しています。

今回のワークショップは、着工直前に改めて新市庁舎の低層部・市民が活用できる開かれたスペースの機能のあり方について、具体的なアイデアを集め、関心ある市民のつながりをつくろうと企画されました。

横浜市によると、新市庁舎は「市役所という場で行われる様々な活動が非常に豊かである」「市役所に豊かな市民生活がある」という状態を、目に見える形にすることで「人々の活動そのものが新しいシンボルとなること」を目指しています。

横浜市では、2018年度に入り、低層部全体のあり方をより具体的にするための対話の場づくりや情報提供を行っています。2016年4月にはデザインレビュー(発表会)を開催しています、2016年の5月から6月にかけては、低層部の開かれた空間と魅力について共有し、考えるきっかけとなる「新市庁舎の『ひろば』を考えるシンポジウム」を3回にわたって都筑区・保土谷区・金沢区などで開催しました。 デザインレビューには415人が、シンポジウムには3回あわせて約169人が参加しています。

4月に開催されたデザインレビューには多くの方が参加しました

4月に開催されたデザインレビューには多くの方が参加しました

今回のワークショップは、今までの取り組みにより、新市庁舎整備に関心を持った方が、新市庁舎の水や川に触れ合うことができる空間や、屋根付き広場などの「ひろば」の活用アイデアを提案できる場となっています。

新市庁舎の「ひろば」イメージ

新市庁舎の「ひろば」イメージ

 ワークショップでのアイデアは、低層部の管理・運営に関する計画づくりへの反映を検討しているとのことです。今後は、9月に新市庁舎低層部に必要なルールや、市民参加の方法を考えていく場をつくること、取組の成果を公表する予定です。

開催概要 

※第1回と第2回は同一の内容です。

◆第1回 ~低層部の活用アイデアをできるだけ多く考えよう~ 
 平成28年6月24日(金) 18:30~21:00 横浜アイランドタワー17階(横浜市中区本町6
 定員:50名(応募者多数の場合は抽選)  申込期限:6月20日(月)
◆第2回 ~低層部の活用アイデアをできるだけ多く考えよう~
 平成28年6月25日(土) 13:30~16:00 横浜アイランドタワー17階(横浜市中区本町6)
 定員:50名(応募者多数の場合は抽選)  申込期限:6月20日(月)
◆第3回 ~活用アイデアをまとめて運営をつなげよう~
 平成28年7月31日(日) 15:00~17:30 YCCヨコハマ創造都市センター3階(横浜市中区本町6)
 ※定員100名(応募者多数の場合は抽選) 申込期限:7月25日(月)
 
ファシリテーター:野原卓氏
(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授/都市デザイナー)
2000年東京大学大学院(都市工学専攻)修了、設計事務所勤務の後、東京大学助教等を経て2011年より現職。横浜市都市美対策審議会委員。横浜市相鉄いずみ野線沿線みらいに向けたまちづくり、を始めとした横浜市での都市デザインマネジメント実践のほか、宮城県石巻市や福島県喜多方市など、幅広いフィールドで、都市・地域空間の将来像について研究・実践を展開している。
申込:各回申込サイト(https://www.e-shinsei.city.yokohama.lg.jp/yokohama/uketsuke/dform.do?id=1463445323748
か、 FAX送付票により横浜市総務局新市庁舎整備担当 ワークショップ受付係まで申し込み

入場料:無料

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