ローカルグッドニュース

10月2日開催:あーすぷらざで「貧困なくそうキャンペーン」シンポジウム

あーすぷらざ(横浜市栄区小菅ヶ谷1)で10月2日日本の貧困について考える「貧困なくそうキャンペーン」シンポジウムが開催されます。主催はWE21ジャパンさかえ、WE21ジャパン港南、WE21ジャパンいずみ、WE21ジャパンなか。

基調講演は、20代の頃から子供や若者の貧困に長年向き合ってきた沖縄大学前学長の野本三吉さん(本名:加藤彰彦)が講師。野本さんは、横浜市内の小学校教員を4年勤めた後、日本各地の共同体(コミューン)を訪ね歩きました。1972年から寿生活館(横浜市中区寿町3)横浜児童相談所のソーシャルワーカーを務め、横浜市立大学教授を経て、2002年沖縄大学人文学部人間科学科教授、2012年学長。2014年学長を辞し、2015年横浜市栄区に戻りました。「風になれ!子どもたち 児童ケースワーカー・十年の記録から」など、著者多数。

現在、日本では子どもの6人に1人が貧困状態にあると言われ、豊かさの隣に「日本の貧困」が広がっています。貧困は子どもから将来への希望を奪い、親子関係を破壊します。非正規労働が増大して「老後破産」する、などもひとごとではありません。

シンポジウムでは、野本さんの基調講演の後にパネルディスカッションも行われ、日本の貧困の背景と問題点を探り、豊かさとは何か、私たちにできることは何かなどを一緒に考えます。

パネリストとして、野本さんのほか、貧困家庭を支援する現場で日々奮闘する「フードバンクかわさき」(川崎市多摩区登戸)代表で「フードバンクかながわ」設立準備会発起人の高橋実生さんと、元横浜市女性相談員の牧野美登さん。コーディネーターは、女性と子どものためのステップハウス「共同の家プアン」代表・NPO法人WE21ジャパンいずみ(横浜市泉区中田東3)理事の郡司真弓さんが登壇します。

開催時間は14時から16時半。参加費は、資料代500円。定員は120名(残りわずか)。申込み期限は9月28日まで。申込み方法などの詳細は「特定非営利活動法人 WE21ジャパン」ホームページで。

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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