ローカルグッドニュース

「いのちの木」クラウドファンディングの軌跡、座談会を開催

クラウドファンディングの仕組みを使い、新商品開発のための資金調達に成功した編み物サークルの女性たちの座談会が、8月26日仲町台のコミュニティカフェ「いのちの木」(横浜市都筑区仲町台)で行われました。

「いのちの木」では、毎週水曜日女性たちが集まり、編み物サークルが開催されています。編み物サークルでは、ハンドメイドバックブランド「Beyond the reef(ビヨンドザリーフ)」で販売するニットクラッチバックの製作を行っています。

「Beyond the reef(ビヨンドザリーフ)」の商品づくりを通して、編み物に携わる女性達が増え、また技術が向上していくうちに、「いのちの木」を運営するNPO法人五つのパン理事の岩永敏朗さんを中心に、女性達のオリジナル商品を作るのはどうかという想いが生じ、商品開発のため、昨年10月LOCAL GOOD YOKOHAMAでクラウドファンディングを行い、毛糸を購入する資金などを調達しました。

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座談会当日は、編み物サークル実施の日でもあり、メンバーが集まった

今回の座談会では、編み物サークルの女性たちと岩永敏朗さんが、クラウドファンディングに挑戦する前の編み物サークルの様子、資金集めが成功し商品開発を進めていく過程でおこった出来事やこれからの活動について語りました。

「新たな品物を考え、製作する過程で一番大変だったのは人の気持ちの変化への対応や、人と人が通じ合うことだった」と話した岩永さんは「”おばあちゃんの世代から孫の世代へ技術を継承する”ことを軸に、いのちの木に集まる若い女性たちがデザインしたものを編み物サークルでおばあちゃんたちが形にするという流れを当初想定していたが、双方の想いに食い違いが生じてしまった」と、参加者の今までの経験や期待するものが違い、様々な想いが交錯する場で、方向性を定めていくことの難しさを語りました。

第1弾の試作品を手にする岩永さん。

第1弾の試作品を手にする岩永さん。

岩永さんは、次第に生じるおばあちゃんと若い女性達の距離を埋めるために技術とセンスを持った専門家の指導を受けることが必要であると考え、以前からおばあちゃんとニットクラッチ制作を行ってきたビヨンドザリーフ楠さんに編み物サークルの女性達と若い女性達の架け橋となることをお願いし、共に商品製作を進めてきました。

7月に試作品が完成しましたが、生産コストがかかりすぎるという課題が残り、現在も試行錯誤がつづいています。現在は編み物サークルの女性達が12月に開催予定の展示会にむけて制作を進めています。

ライター紹介

「LOCAL GOOD YOKOHAMA」は、 サービス、 モノ、 カネ、 ヒト、 情報の循環をつくっていくことを目指し、インターネット上の場と、インターネットを超えた地域の現場両面から、地域をよくする活動「地域のGOOD=ステキないいコト」に市民、企業が参加するきっかけをつくっていきます。活動に加わり、メンバーとして地域に関わっていくローカルグッドサポーター、プロボノを募集しています。

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