ローカルグッドニュース

8月24日開催 ダブルケア(育児と介護の同時進行)座談会

8月24日、横浜市中区にある横浜市市民活動支援センター4階ワークショップ広場で、ダブルケアラー(ダブルケア当事者)を対象としたハッピーケアノート(仮称)作成のためのアイディアソン第2弾が開催されます。

「アイデアソン」とは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を組み合わせた造語で、特定のテーマに興味を持つ人が集まり、課題解決につながるアイデアを出し合い、それをまとめていくワークショップ形式のイベントのことです。

また、「ダブルケア」とは、育児と介護を同時に行うことを指した造語です。女性の晩婚化により出産年齢が高齢化すると共に、長寿命化によって親の介護の期間も長引く近年、子育てと親の介護サービスを同時にしなければならない世帯―ダブルケア負担の世帯―が目立つようになってきました。兄弟数の減少や親族のネットワークが脆弱化する中で、ダブルケアの負担は、親と近居又は同居している長女に集中する傾向があり、相談する相手もなく、心身ともに燃え尽きてしまうケースも増えています。

第1回のアイデアソンで、参加者は思い思い「あったら嬉しいダブルケアのサービス」を口にした

第1回のアイデアソンで、参加者は思い思い「あったら嬉しいダブルケアのサービス」を口にした

主催の「ダブルケアサポート横浜」は、支援が十分に行き届いていないダブルケアラーへのサポートを広げようと、横浜市西区に本拠地を置くNPO法人シャーロック・ホームズ、横浜市港南区で子育て支援にとりくむ「芹が谷コミュニティてとてと」や、港南区日限山地区で地域で支え合いの仕組みを実現してきた「さわやか港南」のメンバーで結成されました。クラウドファンディングで資金調達を行い、ダブルケアラーに役立つハンドブックの作成、ダブルケアラーを支えるサポーターの養成を目指しています。

前回7月6日の第1弾のアイディアソンでは、「あったら嬉しいダブルケアのサービス」というタイトルでアイディア出しが行われました。

「ゆっくりと気兼ねなく、ダブルケアのことを話せる場所がほしい」「当日困ったときに子供達を預けられる場所がほしい」「ダブルケア包括相談窓口など知りたいことがわかるサービスがあると良い」など様々なアイディアが、集まったダブルケアの当事者や経験者から寄せられました。

第2弾にあたる8月24日は、ダブルケア当事者や経験者を対象に「みんなが欲しいと思うハンドブックのイメージ出し」を行います。お昼ごはんの持ち込みや、子どもとの参加も可能。

 

日時:8月24日(日)10時-13時

会場:横浜市市民活動支援センター 4階ワークショップ広場

参加費:無料

対象者:ダブルケア当事者、経験者

お問い合わせ、お申し込みはこちらまで
ダブルケアサポート横浜事務局
NPO法人シャーロックホームズ内 担当:東(アズマ)
〒220-0002 横浜市西区南軽井沢18-1-110 
TEL:045-324-5033 FAX:045-548-4514 
Mail: wcareyokohama(あっとまーく)gmail.com

 

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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