ローカルグッドニュース

【レポート】10/3(日)大通り公園市民プロジェクト「第1回 大通り公園クリーンアップ」が開催されました

10月3日(日)「横浜市大通り公園水の広場愛護会」の呼びかけで、地域の商店街、地域活動に取り組む複数のNPOや、横浜橋商店街に拠点を置いて活動する学生団体などが参加して、大通り公園市民プロジェクト「第1回 大通り公園クリーンアップ」が開催されました。

「横浜市大通り公園水の広場愛護会」は大通り公園の伊勢佐木長者町駅出口近くの水の広場エリアを中心に、長期にわたり継続的に美化活動を行ってきたボランティア団体です。

 

参加したのは「横浜橋通商店街協同組合」「NPO法人Hama Bridge濱橋会」「NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.」「I LOVE YOKOHAMA【横濱】ハマラブ」「横濱中央市場ライオンズクラブ」「横浜みなとマリンライオンズクラブ」「エココーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」「如水会横浜支部」「NPO法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会」「NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ」、そして学生団体「下町編集室OKASHI」など12団体。個人参加も含め、子どもからシニアまで総勢111人が参加しました。

横浜橋商店街が開店する10時に清掃が終了するように8時から開始し、大通り公園とその周辺を3チームに分かれて実施しました。

大通り公園は多くの人が集い、路上へのたばこや弁当ガラのポイ捨てや植え込みなどへのゴミ投棄が絶えず、「横浜市大通り公園水の広場愛護会」は公園美化活動としてゴミ拾いと花の植栽を行ってきました。今回の取り組みは、周辺の商店街やNPO、企業等が清掃活動を通じて連携し、新たなまちづくりの形を実現するための第一歩として開催されました。


回収した缶、ペットボトル、弁当ガラなど約30袋

2時間の活動で缶やペットボトル、タバコの吸い殻、弁当ガラ、傘などおよそ30袋ほどのゴミを回収しました。

今後、各団体や地域で活動する若者たちと連携しイベント開催などを模索、地域住民や観光客などが気軽に楽しめる緑と花のあふれる南側の顔としての大通り公園の活用を目指すということです。

主催:横浜市大通り公園水の広場愛護会 会長 笠原光子さん

「今でこそ花があふれる通りになりましたが、昔は石やゴミなどばかりで、ましてや行政の近くにある公園なのにこれではいけないと、花一輪を植えるところから活動をはじめました。昼間からお酒を飲んでいる人たちにも声をかけ、手伝ってもらいつつ公園美化を進めてきました。お子さんや地域の方にも利用していただけるようになるくらいきれいになってきました。今後は近隣の皆さんや仕事などで利用する人たちなども取り込んで行くことが課題だと思います。行政も一体になって活動できる公園にしていきたいと思っています。」

本清掃活動コーディネーター 坪倉良和さん

「市民参加型のまちづくりを横浜の風物詩にしていこうというのが今回の取り組みです。まず自分たちが汗をかいて取り組んでいくということがなければ行政などにものが言えない。最終のシナリオをもちながら目の前のことを実施していくことが大切です。継続していくことによって自分たちのやりたいことができるようになると思います」

横浜橋商店街共同組合理事長 高橋一成さん

「今回は市内外から110人も集まっていただきました。まずこの大通り公園での清掃活動を2回3回と続けていき、この公園は市民も共に管理をしているという話を行政にも伝えつつ、大通り公園の活用に取り組んでいきたいと思います。毎月第1日曜日に活動を続けて行きます。」

I LOVE YOKOHAMA【横濱】ハマラブ代表 佐藤勇さん

「コロナ明けで、いい意味の方で”善のアクションを行いたい”という想いが溜まっていた皆さんが集まって下さったのだなと思います。一気に邁進していきたいと思うのですが、コロナの状況もありますので感染対策をしつつ、withコロナの中で無理のない範囲でイベントを続けて行くということが大事だと思います。」


地元メディアの取材を受ける横浜橋商店街で活動する学生団体「下町編集部OKASHI」のメンバー

参加して下さった神奈川県・横浜市の議員の方は作山ゆうすけ県議会議員、新堀史明県議会議員、仁田昌寿市議会議員、渋谷健市議会議員、福島直子市議会議員の6人。

複数の地域団体と連携して実施する大規模な清掃活動は今回が初めて。新たな参加団体間のつながりを元に、地域の美化活動やまちづくり活動の輪が拡がっていくことを期待します。今後の活動は毎月第1日曜日の午8時から実施していく予定で次回開催は11月7日(日)。参加方法はSNSなどで呼びかけを行っていくとのことです。


 

【今後の活動イメージ】

 

 

【参考】

<開催概要>
開催日時: 2021年10月3日(日)  午前8時~10時頃      ※雨天中止・小雨決行

集合場所:大通り公園水の広場愛護会 倉庫前(市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅 2番出口付近)
https://goo.gl/maps/bJtmtPBNTWzPKs2y6

内容
1.挨拶・説明

・笠原光子(大通り公園水の広場愛護会)、坪倉良和(本清掃活動コーディネーター)、市会議員他
・参加団体紹介
・清掃グループ分けと実施方法説明…佐藤勇(I LOVE YOKOHAMA【横濱】)

2.清掃活動

3.閉会の挨拶~ 参加団体代表、記念撮影

主催:横浜市大通り公園水の広場愛護会

共催:横浜橋通商店街協同組合、ライオンズクラブ国際協会(330-B)横浜中央市場ライオンズクラブ、ライオンズクラブ国際協会(330-B)横浜みなとマリンライオンズクラブ、I LOVE YOKOHAMA【横濱】(ハマラブ)、如水会横浜支部、エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ、NPO法人Hama Bridge濱橋会、NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.、NPO法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会(市精連)、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、下町編集室OKASHI(順不同)

協力:タウンニュース社、ヨコハマ経済新聞、LOCAL GOOD YOKOHAMA ほか
◎facebook告知ページ  https://www.facebook.com/events/625972378571493

 

 

大通り公園は、吉田川を埋め立ててつくった公園で、JR関内駅から旧阪東橋に伸びる長さ1.2km、幅30~40メートル、面積3.6haの大緑地帯を形成する横浜市を代表する公園として昭和53年に完成。横浜市大通り公園水の広場愛護会は、2009年に現在の愛護会会長の笠原光子氏が始めた花を植えて公園を清掃するボランティア活動からスタート。​​2011年に公園愛護会として横浜市から認定されました。
・大通り公園水の広場愛護会facebookページ:https://www.facebook.com/2140030966042392/

 

【参加団体(順不同)】

◎大通り公園水の広場愛護会
https://www.facebook.com/2140030966042392/

◎横浜橋通商店街協同組合
http://www.yokohamabashi.com/shops/area/csouth/office.html

◎下町編集部OKASHI
https://www.instagram.com/shitamachinookashi/

◎NPO法人Hama Bridge濱橋会
https://hamabridge.or.jp/

◎NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.
https://sbc.yokohama/

◎I LOVE YOKOHAMA【横濱】ハマラブ
https://yk.hamalove.site/hamalove/

◎横濱中央市場ライオンズクラブ
http://lions330-b.gr.jp/yokohamachuoichiba/

◎横浜みなとマリンライオンズクラブ
https://www.24u.jp/0452428715/

◎エココーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ
https://gressaude.com/

◎如水会横浜支部
https://www.josuikai.net/communities/community/60

◎NPO法人横浜市精神障碍者地域生活支援連合会
https://www.yokohama-shiseiren.jp/

◎NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
https://yokohamalab.jp/

<問い合わせ>
横浜市大通り公園水の広場愛護会   笠原光子 (090-2448-9667)
大通り公園クリーンアップ 事務局  渡邊桃伯子(070-1378-7778)

【参考】

◎コロナ禍の公園愛護会活動時における注意点|公園愛護会の皆さんへ
環境創造局公園緑地部公園緑地維持課
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/koen/aigokai/aigokaihe.html

◎中区公園愛護会向け情報紙「花☆めだか通信」
https://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kurashi/machizukuri_kankyo/jimusho/shigoto/hana-medaka.html

10/3(日)大通り公園市民プロジェクト「第1回 大通り公園クリーンアップ」
https://yokohama.localgood.jp/event/39247/

◎横浜橋通商店街 大通り公園清掃で連携 愛護会初企画に参加(タウンニュース)
https://www.townnews.co.jp/0114/2021/10/07/594526.html

 

 

 

 

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

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