ローカルグッドニュース

【トークイベント開催案内】地域における「温かいお金」の循環のあり方を考える

クラウドファンディングサイトが国内でいくつも立ち上がり、資金獲得のためにクラウドファンディングに挑戦する人も身の回りに多く出てきました。

今後、NPO・NGOや社会起業家たちの活動、市民の活動を促進する手段として、私たちにとっても、より身近なものとなってくるでしょう。

欧州でも日本に先行して、クラウドファンディングや市民の資金調達の仕組みが進んでいます。

3月6日(金)夜、バルセロナ発のクラウドファンディングサイト「GOTEO」の共同創業者であるエンリックさんをゲストに迎え「『100%OPEN』を掲げるスペイン・バルセロナ発クラウドファンディング『GOTEO』が目指す社会とは?」をテーマに、ヨーロッパのクラウドファンディング事情やソーシャルイノベーションを誘導するクラウドファンディング「GOTEO」の手がけたプロジェクトの紹介、そのコンセプトなどを紹介するークイベントを開催します。

資金を調達する目的、調達プロセスにも「透明性、参加、協働」の思想を埋め込むスペインのクラウドファンディング「GOTEO」の運営者の生の声から、今後の日本・地域における「温かいお金」の循環のあり方を考えます。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【概要】
日時:2015年3月6日(金)19:00-21:00
場所:さくらWORKS<関内> 横浜市中区相生町3-61泰生ビル2F
対象:欧州のクラウドファンディングに興味がある方、クラウドファンディングサイト運営者、オープンデータ、オープンガバメントに興味がある方、などどなたでも参加可能です。
費用:2,000円(学生1,000円、資料・ドリンク付)
主催:LOCAL GOOD YOKOHAMA (NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)

【お申し込み、お問い合わせ】
◯お申し込み方法
facebookページ「参加する」ボタンを押していただくか、「100%OPENギャザリング参加希望」というタイトルで以下メールアドレスに参加希望のご連絡をお願いします。
https://www.facebook.com/events/402248656609225

◯お問い合わせ
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
045-664-9009 localgood@yokohamalab.jp

◎エンリックさんプロフィール
オープンソースを使った市民のためのクラウドファンディング「Goteo.org」の共同創設者とコンテンツコーディネーターで、情報基盤の自主開発の促進や普及に革新的な取り組みをしている。Universitat Oberta de Catalunyaの教授として、情報知識社会やデジタル文化の歴史について教えているほか、バルセロナでは「Open Knowledge Foundation」の地域チャプターのメンバーとしてオープンデータとオープンガバメントの推進に務めている。Mozilla Foundationなどの機関とeラーニングのプロジェクトの推進にもかかわっている。
https://www.facebook.com/esenabre

【GOTEOとは?】
GOTEOは、2011年10月にスタートしたスペイン発のクラウドファンディングシステム。開放性・中立性・透明性・独立性の基本原則を採用しており「100%OPEN」を掲げています。また、システム自体をオープンソース化しているほか、クリエイティブコモンズ、Opendatacommonsなど、さまざまなレイヤーで「オープン」を打ち出したプラットホームとして運営しています。推進しているプロジェクトにも特徴があります。「公益」と「誰でも再利用な創造的な知」に貢献する案件に非常に力を入れており、リターン(お礼)にも、通常のモノやサービスのほか、「ソースコード」「デジタルアーカイブ」「デザイン」。つまり、「ソーシャルイノベーションを推進するための資金調達」という色彩がとても強いクラウドファンディングプラットホームです。

【GOTEO と LOCAL GOOD YOKOHAMAの関係】
LOCAL GOOD YOKOHAMAは、地域課題の解決を目指す参加型の「プラットフォーム」サイトです。地域の課題や課題に取り組む人の紹介を行うメディア機能をもつ他、実際に2014年7月、バルセロナで行われたファブラボ運営者世界会議(FAB10)に参加したNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボのメンバーが、会議場となったDisseny Hub Barcelona(デザインハブ・バルセロナ)で「クラウドファンディングを希望するファブラボ運営者のためのワークショップ」を手がけたエンリックさんに出会い、ワークショップに参加。「オープン」「ソーシャルイノベーション」を重視するプロジェクトの在り方に共鳴し、インターネットサイトLOCAL GOOD YOKOHAMA(ローカルグッドヨコハマ)のクラウドファンディング機能に「GOTEO」を採用することになりました。

 

<関連企画>
3月5日(木)に、「GOTEO」が実施しているクラウドファンディングを学ぶワークショップを体験するイベントを開催します。関心ある方は横浜コミュニティデザイン・ラボ事務局までお問い合わせください。

※本イベントは、横浜市立大学COC事業「平成26年度教員地域貢献活動支援事業」の「地域課題解決指標開発とロジックモデル学生ファシリテーター育成による地域課題収集システムの構築」の一環として開催します。
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/140716.html
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/pdf/140716_04.pdf

横浜市立大学COC事業

ライター紹介

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、まちでコトをつくりたい、人とつながりたい、課題を解決したいと考えている市民のみなさんのICTプラットフォームコミュニティ。みんなが情報やコミュニケーションでつながり、人が集まることで何かがはじまる場をつくり、コミュニティや活動がこれからも続くキッカケをデザインします。まちの課題や問いに対して「自分ごと」として新たな一歩を踏み出し、まちの未来をより良くするアクションを 「LOCAL GOOD」と名づけました。 さまざまな地域課題に向き合う「ローカルグッドプレイヤー」とともに、共に考え、語り、取材をすることは、新たな視点や経験を得る貴重な体験です。取組を知り、現場でつながることは、おたがいの働く、学ぶ、暮らすを変えてゆくためのアイデアやアクションを生むためのイノベーションのヒントになります。地域のプレイヤーが悩み、チャレンジする現場に足を運び、声に耳を傾け、みなさんの得意や関心に併せた役割を見つけてください。自らを知る、変えるチャンスを提供します。誰もが参加して応援できるローカルグッドサポーターが、はじまっています。 https://yokohama.localgood.jp/about/ LOCAL GOOD YOKOHAMA 編集部へのお問い合わせやご意見、取材希望や情報提供はこちらにお願いいたします。 localgood@yokohamalab.jp 

ニュース一覧へ戻る