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「自立援助ホーム」って知っていますか? 自立援助ホーム全国大会が横浜で開催

 自立援助ホーム全国大会が、10月8・9日インターコンチネンタルで開催される。全国から自立援助ホームを運営する箇所の団体が一堂に会して話し合われる。今回の開催は全国組織となり26回目の開催となる。

自立援助ホームとは、義務教育終了後から原則20歳までの、若くして自立を余儀なくさせられる人の自立を援助する目的のホームで厚生労働省が管轄し、全国に174施設が稼働している。児童相談所などに保護された若者が自立援助ホームを含む団体と連携して自立を促す、自立援助ホーム側は児童相談所の紹介を受けた場合のみ、若者を受け入れる事が可能となる。一つのホームで受け入れられる人数は最大6名で、受け入れる人数に比例して、国と行政機関から補助金が捻出される仕組みとなっている。

神奈川県内では10か所あり、自立援助ホームでは住む場所の提供と就労の支援や生活を通して家事を身に付け独り暮らしができるように援助をしている。利用をする青少年は、虐待にあったり親を亡くされたり、家庭の事情で一緒に暮らせないなど様々だ。未だ、社会の中での認知が低く、就労に際しても、未成年の故に身元保証や社会保険など様々な困難が立ちはだかっている。

横浜市内で6月に新しく開業したホームを運営する「一般社団法人SSネット」代表理事の大宮美智枝さんに話を伺った。「我がホームは、今年の6月から新規開設した自立援助ホーム・エスポワールです。私はこれまで高校教員を30年間していましたが、義務教育終了と同時に社会の網から滑り落ちてしまい、当人の努力だけでは社会の中で普通にさえ暮らせない青少年を、社会で支援援助するべきだと考え開設に至りました。」

自立援助ホームの実態について「福祉施設はその役割から2つに分類されます。児童養護施設等が第1種となっており、自立援助ホームは第2種です。児童養護施設等と違い経済的な裏付けが薄いです。また、就労についても既に事情を抱えた青少年達に様々な課題がないわけがありません。その点を社会でも寛容に育む理解や、支援の気持ちを持っていただきたいと切に願います。」

自立援助ホームは虐待を受けた子どもを受け入れる特性から、活動の内容や場所を広く広報することができず、活動に対する認知が進んでいない。

ライター紹介

「LOCAL GOOD YOKOHAMA」は、 サービス、 モノ、 カネ、 ヒト、 情報の循環をつくっていくことを目指し、インターネット上の場と、インターネットを超えた地域の現場両面から、地域をよくする活動「地域のGOOD=ステキないいコト」に市民、企業が参加するきっかけをつくっていきます。活動に加わり、メンバーとして地域に関わっていくローカルグッドサポーター、プロボノを募集しています。

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