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【開催レポート】「子ども×スポ―ツ×商店街」をテーマに緑公会堂でリビングラボ スポーツの「見える化」技術も

10月23日、緑区役所内の緑公会堂(横浜市緑区寺山町118)で「子ども×スポーツ×中山商店街」をテーマにフューチャーセッションが開催されました。主催は、緑区中山を拠点に地域活性に向けた活動を展開しているmamacoco(ママココ)が主体のみどり中山リビングラボ。

「みどり中山リビングラボ」は、中山駅周辺の豊かな社会資源を活かして、子ども達がスポーツを通じ「コミュニケーション力」を養い「思いやりの心」を育成すると共に、貧困や障がいを持つ子どもが社会参加できる仕組みや環境づくりを目指し活動しています。

今回は、中山商店街と緑スポーツセンターをフィールドに何ができるかをテーマに、行政職員、中山商店街協同組合理事、企業、スポーツ関係者、地域住民が集まり話しあいました。

「すべての子ども達が未来に夢を描ける地域社会づくり」というキーワードのもと、スポーツを通した地域活性を目指す取り組みが、緑区中山で動き始めています。

まず、NTTドコモが現在開発中のICTを活用したスポーツの「見える化」ができるシステムについて、四ツ柳賢さん(NTTドコモ)が紹介。測位センサーで動きを認識し運動量やフォーメーションがデータ化される仕組みを利用したシステムでは、プロスポーツ界での活用が期待され、日本でもサッカーJリーグで実証実験が始まっています。データをもとに戦略を立てるだけではなく、観客へ向けたアピールにもつながるといいます。「すでに海外ではスポーツ効果の可視化は普及し始めている」と話されました。

つぎに、スポーツとICT技術を、中山という地域でどのように活かしていけるのかを参加者一人ひとりが考え、発表しました。「緑区は緑が多いまち。また、商店街もある。緑豊かな道を歩きながら、途中のポイントに商店街の商品を置くのはどうか」「スポーツを核にした小学校同士の交流」などのアイデアがでました。

 

2019年2月10日には、mamacocoと中山商店街が主体のイベント「みんなでつくるスポーツとフードのフェス」が、緑スポーツセンターを会場にして開催されます。スポーツで地域を元気に、未来を担う子ども達が夢を描ける地域社会へ向けて「自分たちに何ができるか」を考えました。中山商店街理事からは「チェーン店とのちがいを出しながら、工夫していくことが必要になってきているが、高齢化によってなかなか難しい。イベントを通して若い世代に参画してもらいながら、子どもたちの活気で溢れる商店街にしていければ」という意見や、スポーツ関係者から「子どもたちに夢を与える立場のアスリートたちに訴えかけ、子どもたちと一緒につくりあげていきたい」などの意見がでました。

 

「中山商店街と緑スポーツセンターをフィールドに何ができるか」というテーマで、子どもたちが健康に、生き生きと生活する舞台としての中山を目指した取り組み。スポーツには、障がいを持つ人や様々な事情を持つ人も同じ舞台に立ち、同じルールのもと交流できる力があります。スポーツを通じて生まれる活気を、商店街活性へとつなげる具体的な仕組みも話されました。引き続き複数の主体が一緒になって考えていきます。出された意見は、次のステップへ向けて、参加者の連携とともに実現させていくことが期待されています。今後の中山の取り組みに注目です。

 

参考:

ライター紹介

横浜コミュニティデザイン・ラボスタッフ。ヨコハマ経済新聞・LOCAL GOOD YOKOHAMAライター。

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