ローカルグッドニュース

横浜ローズプロジェクトが始動!LOCAL GOOD クラウドファンディングキックオフイベント

市民、企業やNPO、学生など多様なプレーヤーが連携して、横浜市の市花である「バラ」を軸とする市民参加型アクション「横浜ローズプロジェクト」のクラウドファンディングのキックオフイベントが、4月23日に情報科学専門学校(横浜市神奈川区鶴屋町2)で開催されました。

「横浜ローズプロジェクト」は、「バラ」にまつわるさまざまな活動を活性化する「つながり」をつくり、横浜への愛着を醸成していく市民プロモーションのアクションです。横浜への地元愛を持つ市民がさまざまな形で関わることができる市民参加型プロジェクトを運営していくために、現在、実行委員会組織の設立に向けて動いています。

横浜市の花「バラ」は、花と緑あふれる横浜を創造するシンボルとして、1989年9月23日に定められました。西洋バラの多くは開港間もない横浜から日本へ上陸したといわれ、その後、1世紀以上にわたって市民に親しまれています。 

今回のクラウドファンディングでは、市内の小学校にバラ「はまみらい」の苗を贈る「はまみらいの苗配布プロジェクト」と、「はまみらい」をモチーフとする「はまみらい折り紙の開発プロジェクト」に必要な資金の提供を呼びかけます。

「はまみらい」は、横浜開港150周年を記念して市民投票を元に「横浜開港150周年記念のバラ選定委員会」が2007年に命名した、明るいサーモンピンクの大輪でよい香りがするバラの一種です。

「はまみらいの苗配布プロジェクト」では、横浜の子どもたちに市花である「バラ」の存在を知ってもらい、校内で育てる機会を提供するため、「はまみらい」の苗を購入して、市内の公立小学校に贈ります。

「はまみらい折り紙の開発プロジェクト」では、中区の中学校に通う生徒が開発したオリジナルの「はまみらい折り」で折ったバラの花が、キレイに見えるようなデザインの「はまみらい折り紙」を制作します。折り紙でつくったバラを贈り合うことで、「感謝」や「歓迎」の気持ちを伝える地域文化を広げていくことを目指しています。

さらに、長期的には「バラ」を入り口とした商品開発や、体験型のサービス展開、アプリ開発や情報発信事業などを行っていくことで、市民や国内外の観光客に横浜の魅力を伝えていきます。

プロジェクトでは、横浜市がバラに関する情報や、オープンデータの提供や橋渡し役を務めます。また、横浜市立小学校・中学校の教師や教師OB、企業やNPOなどによる、横浜ローズプロジェクト実行委員会設立準備会のメンバーが力を合わせて、市民参加型のアクションを起こしていきます。キックオフイベントでは、プロジェクト事務局を務めるナカヤタエさん(横浜市中区在住)が、プロジェクトの目指すところや、「はまみらいの苗配布プロジェクト」と「はまみらい折り紙の開発プロジェクト」について説明しました。

ナカヤさんはイベントの冒頭で「『バラ』を軸にして、今ある情報やデータなどの資源を共有・活用することで、小学生からシニアまで巻き込んだムーブメントを目指したい」と話しました。

栄区の飯島小学校の校長で、プロジェクトメンバーである尾上伸一さんは、教育現場で植物や動物を育てる価値について、写真を交えながら説明しました。同小学校の個別支援学級で、横浜のバラ「はまみらい」を育てた取り組みを紹介。自分たちが育て、咲いたバラを絵に描き、メッセージを添えた紙を模造紙に集めた取り組みの様子がスクリーンに投影され、子どもたちの楽しそうな様子が映し出されました。

「大輪で美しいピンク色、香りも強いはまみらいを目の前にして、ふだんよりも子どもたちは積極的に絵を描いていました。中には『お母さんに見せたい』という感想を抱いた子どももいました。本物が子どもたちに与える影響は大きい」と、バラを生かした教育の可能性や生きものとの触れ合いの大切さを訴えていました。

さらに尾上さんは「『はまみらい』には人をひきつける力がある。花が咲き、親や子ども、教師、地域と学校など、さまざまな縁が生まれるプロジェクトになるのでは」と期待を込めて話しました。

「はまみらい折り紙」や「横浜ローズマガジン」を印刷する大川印刷(戸塚区上矢部町)の今井俊志さん、「横浜ローズプロジェクト」と連携する学生たちが開発したスマホアプリ「バラむす」などでプロジェクトに参画する情報科学専門学校の教員の武藤幸一さんから、それぞれプロジェクトを盛り立てる具体的な取り組みが紹介されました。

また、保土ヶ谷区で地域の子育ての場づくりに取り組むNPO法人「ぎんがむら」(保土ケ谷区峰岡町)の望月聖子さん、バラの調味料やローズオイルなど販売するアッカープランニング代表の赤塚このみさんは、花を通じてつながりを育むプロジェクトついて応援メッセージが寄せられました。

ブルガリアのバラ祭りの時期にちなみ、6月2日を「Happy Rose Day」として日本でも啓発活動を続けている赤塚さんは「市の花がバラである横浜から、感謝を分かち合う動きが広がっていくのはとてもうれしい」と力を込めて話しました。

また、今回クラウドファンディングを実施する意義について、LOCAL GOOD YOKOHAMAを運営する横浜コミュニティデザイン・ラボの杉浦裕樹代表理事は「クラウドファンディングは、ただお金を集めるだけではなくて、人と人のつながりが生まれる。応援をきっかけに情報のやりとりが生まれ、顔の見える関係ができ、その後の活動につながっていく。横浜の地元愛を育む今回のプロジェクトには期待している。ぜひ、応援をお願いしたい」と話しました。

クラウドファンディングの詳細はこちらから
https://cf.yokohama.localgood.jp/project/y62

<キックオフイベント実施概要>
日時:2018年4月23日(月) 19時30分〜21時00分
場所:情報科学専門学校 507教室
http://isc.iwasaki.ac.jp/school/access.html
主催:横浜ローズプロジェクト実行委員会設立準備会
協力:情報科学専門学校、横浜コミュニティデザイン・ラボ ほか

<タイムテーブル>
19:30 趣旨説明
・横浜ローズプロジェクトについて
・横浜ローズマガジンについて
19:40 「はまみらい折り紙の開発プロジェクト」&「はまみらいの苗配布プロジェクトについて
・プロジェクト参加の呼びかけ 
  株式会社Bonheur
・はまみらい折り紙の開発プロジェクト  みんなで試し折り🌹
  株式会社 大川印刷 
・はまみらいの苗配布プロジェクト
  一般社団法人横浜すぱいす(尾上伸一・飯島小学校校長から)
20:00 関連プロジェクト紹介
・ 情報科学専門学校 スマホアプリ「バラむす」
・ U-18 ポータルサイトについて 
20:10 各イベントとの連携について 
・ハッピーローズデイについて
・横浜市内のエリアイベントとの連携について
20:30 ゲストからの応援メッセージ
・まとめ
21:00 さいごに

【参考】
≪プロモーション動画≫
▽横浜ローズプロジェクト
https://youtu.be/ZpPvhnFI89Q

≪産経新聞2018年1月23日朝刊記事≫
▽横浜ローズプロジェクト始動 キーワードは市花「バラ」
http://www.sankei.com/region/news/180123/rgn1801230067-n1.html

≪U-18こどもオープンデータが作成中のポータルサイト≫
▽Yokohamaローズプロジェクト
http://la-bonheur.co.jp/y62/

≪専門学生が作成中の薔薇のゲームアプリ≫
【バラむす】
横浜ローズプロジェクトと連携したアプリ。横浜市の市花であるバラを育てていくゲームですが、バラの写真を投稿できる機能もあります。「街歩きアプリ」としても活用できます。
▽iPhone版
https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%80%E3%81%99/id1354414706?mt=8
▽アンドロイド版
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ac.isc.baramusu

【バラパズル】
http://rosepuzzle.azurewebsites.net/

ライター紹介

神奈川県出身。横浜市在住。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程卒業。卒業してもなお、地球市民とは何かという問いを軸に、世界共通の課題に問題意識を抱きつつローカルで活動する団体や人を研究中。現在は横浜コミュニティデザイン・ラボスタッフ。趣味はピアノ、スキー、知らない町を歩き回ること。「すごい」「おもしろい」と感じたものごとを、たくさんの人に伝えたいと思っている。

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