ローカルグッドニュース

ゼロからイチをつくろう 女子学生の問題意識生かし、課題解決目指したプロジェクトを企画

ワークライフバランス・教育・多文化共生・起業の4テーマについて、エンパシーマップを使ってアイデアを整理した学生たち

大学生女子を集め、つながりもなにもない状態から仲間と出会い、主体的に自分自身がやりたいこと発掘し、新たなつながりを獲得しながら地域課題解決プロジェクトを生み出す「ゼロイチ女子」プログラムのワークショップが813日、横浜市男女共同参画センター横浜(横浜市戸塚区上倉田)で開催されました。約20人の学生たちが、教育・多文化共生・起業・ワークライフバランスの4テーマに、横浜を舞台に「課題解決プロジェクト」についてアイデアを出し合いました。

 主催は、パブリック・プライベート両セクターが連携した国際紛争を解決するプラットフォーム「世界経済会議」関連の若者組織・グローバルシェイパーズの横浜ハブ。(Global Shapers Yokohama Hub)。グローバルシェイパーズは、20代の若者たちの社会的活動を支援する目的で組織され、20178月現在、世界には419の拠点(ハブ)5819人の若者が登録されています。

 横浜ハブでは「グローバルシェイパーズ横浜Hubは、地域における多様性が許容された社会の実現を加速する」ことをミッションに、主として20代の社会人メンバーが活動を企画しています。

 今回のゼロイチ女子プログラムもその一環で「参加女子学生ひとりひとりが、既存の枠に捉われず自己の意思に基づく主体的な人生の選択を行う」ことを目的に、神奈川県にゆかりのある学生20人を募集し、7月から9月にかけてフィールドワークやワークショップを展開してきました。

 13日のイベントではまず、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボの杉浦裕樹・代表理事が、横浜の地域課題解決を解決するためのオンラインプラットホーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」やNPOの活動の意義などについてインプットトークを行いました。

その後、教育・多文化共生・起業・ワークライフバランスの4テーマ別に分かれて「自分たちが取り組みたいプロジェクトのアイデア」を出し合いました。

 学生たちは「いきなり大きなことを狙うのではなく、プロトタイプを小さくつくりながら、周りを巻き込んでいきましょう」「リサーチをさらに実施して、データを集める必要がありますね」などと、社会人メンターからの厳しいアドバイスに耳を傾けながら、92日に同所で行われるプロジェクト発表会に向けて、アイデアをブラッシュアップしていました。

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