ローカルグッドニュース

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児童養護施設の子どもたちの夢を支援ー「カナエール 夢スピーチコンテスト 2017」開催

横浜市 子どもの貧困 子育て支援(中学生〜高校生) 貧困

カナエールスピーチコンテストの様子

児童養護施設や里親家庭から専門学校や大学等へ進学する子どもたちを支援する奨学金支援プログラム「カナエール2017 夢スピーチコンテスト」の横浜大会が本日13時から、鶴見公会堂(横浜市鶴見区豊岡町2)で開催されます。

主催は、児童養護施設から社会に巣立つ子どもたちの自立支援活動を続けているNPO法人ブリッジフォースマイル(東京都千代田区大手町、林恵子代表理事)とカナエール実行委員会。

このスピーチコンテストは、児童養護施設や里親家庭から専門学校や大学等に進学する子どもたちが、社会人サポーターの支援で自分たちの夢を多くの人達の前で伝えることで、その夢を支援する人とつながる奨学金支援プログラムです。

ブリッジフォースマイルが調べた「全国児童養護施設調査 2016 社会的自立に向けた支援に関する調査」によると、児童養護施設を退所する若者の進学率は23%(全国平均の3分の1)、進学先の中退率は25%(全国平均の3倍)と、施設に在籍する若者が学びの機会から「排除」されていることが数字として表れています。

同法人では「親や家族を頼れない中、勉強と仕事の両立は難しく、施設からの進学の前例も少ないがゆえに、進学を選べない若者が多くいる」と分析しています。 この状況をより多くの人達に知ってもらうとともに、具体的に夢を持つ若者たちの思いを直接届けようと「カナエール夢スピーチコンテスト」は2011年から開催してきました。

夢や進学への思いを語るスピーチコンテストの出場を条件に、返済不要の奨学金を、プロジェクトへの寄附とコンテストのチケット販売を原資に給付する仕組みを活用し、これまでに、124人の若者たちに一時金30万円と月に3万円を卒業時まで提供してきました。月3万円は、時給1000円として30時間をプレゼントすることに匹敵します。

公的な返済不要の奨学金制度が整備されてきたことを受けて、ブリッジフォースマイルでは2017年の開催をもってこのカナエールプログラム終了を決定。今回が最後の開催になります。 夢コンテストのチケット代も寄付としてカウントされ、若者の支援に回るとともに、コンテスト終了後もさまざまな形でのサポートを受け付けています。

鶴見公会堂のコンテストは13時から16時半まで。若者の奨学金の原資となる当日券(5000円)は会場で販売しています。

詳細はウェブサイトで。 横浜会場のほか、8日には東京会場(東京都港区)、9日には九州会場(福岡県北九州市)でも開催される予定。

■カナエール公式ウェブサイト http://www.canayell.jp/

■NPO法人ブリッジフォースマイル https://www.b4s.jp/

■全国児童養護施設調査 2016 社会的自立に向けた支援に関する調査 https://www.b4s.jp/_wp/wp-content/uploads/2012/05/04e38059ed03c477f8626b7d63f301fd.pdf

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