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横浜会議フューチャーセッション×リビングラボ・都筑「高齢者が社会に参加し、生き生き暮らせる地域を考える」

高齢者が地域社会で孤立せずに、生き生きと他者との関係性の中で居場所と役割を見つけ活躍できる社会のあり方について考える

 2025年には、65歳以上の高齢者が約100万人となる横浜市。特にこれまでは、子育て世代が多く住む街とされていた都筑区においても超・高齢化の波が様々な形で押し寄せてきています。その一つの象徴が呼び寄せられる高齢者の抱える課題です。病弱などの理由で独り暮らしが困難になった親を地方から呼び寄せ、子ども世帯が近居・同居するというケースが街の形成期に全国から居住者が集まった都筑区で増えてきていると言われています。

 こうした呼び寄せ高齢者に象徴されるように、高齢になって生まれ育った地域から他の地域へと転居した高齢者は閉じこもりがちになり、社会的に孤立しやすいという指摘もされています。

 今回のフューチャーセッションでは、「呼び寄せ高齢者」の課題を一つの契機にして、高齢者が地域社会で孤立せずに、生き生きと他者との関係性の中で居場所と役割を見つけ活躍できる社会のあり方について住民、企業、NPO、社会福祉法人、大学研究機関、行政といった多様な主体の対話によって考えます。

▽プログラム:
1 都筑区における高齢者の社会的孤立を考えるためのデータビジュアライゼーション
・東京都市大 小池研究室
2 高齢者が地域で生き生きと働くための実践報告
・岩永敏朗氏 (特定非営利活動法人 五つのパン理事)等
3 グループディスカッション&発表
4 横浜型リビングラボに向けての全体討論

<実施概要>
日時:2016年4月30日(土)午前10時~12時30分
場所:東京都市大学 横浜キャンパス3号館 グループワークルーム 
http://www.tcu.ac.jp/access/index3.html
定員:50人
参加費:無料
申込:平成28年4月28日(木)締切
申込方法:こちらのFBページにて、「参加」ボタンをクリックしてください。または、ss-ssc@city.yokohama.jpあるいは電話045-671-2066(横浜市政策局)あて、ご連絡ください。    
主催:横浜市政策局政策課
協力:東京都市大学 メディア情報学部 社会メディア学科 小池情報デザイン研究室、LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)

※横浜型リビングラボ:リビングラボとは、住民、企業、大学研究機関、行政等、多様なステークホルダーが参画し、テーマ/課題に応じた「検討⇒開発⇒評価」を繰り返し行いながら、新たなモノやサービスあるいは行政施策等を共創していくための拠点や仕組みを言います。1990年代前半に米国で構築され、2000年に入ると北欧(フィンランド等)を中心に急速に拡大しつつある仕組み(拠点)です。
横浜型リビングラボは、主に2025年に向けたケア(生活支援サービス)のオープンイノベーションをテーマに、市内各地域の実情や課題、主体のあり方に応じて展開していくことを横浜市政策局政策支援センターが研究・検討しています。

<横浜会議×フューチャーセッションについて>
本フューチャーセッションは、横浜市の総合的な政策形成能力の向上を「市民との協働」によって実現することを目的に設置された「横浜会議」の一環として行います。話し合いの成果についてはローカルグッドヨコハマ等を通じて広く市民と共有化し、政策形成の参考にしていきます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/yokohamakaigi/home/

日時 2016年4月30日土曜日 10:00〜
場所 東京都市大学 横浜キャンパス
横浜市都筑区牛久保西3-3-1
URL https://www.facebook.com/events/453471718196760/
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