電子工作機器を備えたものづくりのための市民工房「ファブラボ関内」が 、旭区のみなまきラボ に出張してワークショップを開催します。お子さんと一緒に楽しめる「ものづくり体験」をしてみませんか？

内容：
＜ワークショップ＞
・サンドブラストで作るオリジナルグラス（１日限定25個）

＜タッチアンドトライ＞
・ラズベリーパイ〜自分だけのパソコン
・3Dプリンター
・ラズベリーパイで作ったのAIスピーカー

＜展示＞
・ニキシー管を使った自作時計

詳細：
＜ワークショップ＞
▪️サンドブラストで作るオリジナルグラス
サンドブラストとは砂状の粒子を圧縮空気で吹き付けて、表面を加工する技法です。グラスの表面にマスキングをすれば、貼った部分には元の素材の光沢が残り、砂が当たる部分は磨りガラス状になります。文字や様々な形のシールを用意します。また、子供でも安全に使用できるセラミック刃のカッターを使い、自分でマスキングを作ることもできます。好きな形のグラスにマスキングを貼り付け、サンドブラストをすることで、オリジナルのグラスを作ることができます。（１日限定25個）

＜タッチアンドトライ＞
▪️ラズベリーパイ〜自分だけのパソコン
小さく安価なパソコン”ラズベリーパイ”は、様々な用途で使用されています。大人が電子工作で使用するだけでなく、子供向けの科学雑誌でも取り上げられることが多くなり、書籍も数多く出版されています。家にあるキーボードやマウス、テレビを使い5,000円程度で、子供に”自分だけのパソコン”を持たせることが出来ます。
ラズベリーパイを使ったパソコン一式を用意しますので、実際に操作することが出来ます。ブロックを組み合わせて行うプログラミング言語”スクラッチ”も含まれていますので、世界の子供たちが作ったゲームを体験することも出来ます。また、ラズベリーパイ用OSのインストール・セットアップについて、後日ファブラボ関内にてワークショップを行うことも可能です。

▪️3Dプリンター
低価格化が進んでいる３Dプリンターですが、「まだ実際に動いている所を見たことがないので見てみたい・動かしてみたい」との要望がファブラボ関内に寄せられています。販売はほとんどネット通販で行われている、店頭で稼働している所を見ることがないのが現状なので、出力デモや簡単なものであれば出力リクエストに応えます。

▪️ラズベリーパイで作ったのAIスピーカー
ファブラボ関内で取り組んでいるプロジェクトで、ラズベリーパイにGoogle Homeと同様の機能と、更に改良を重ね製品にはない機能も持たせたAIスピーカーの展示です。製品にはない機能「連続対話」をことができます。また、Google Assistantのインストールについて、後日、ファブラボ関内にて、ワークショップを行うことも可能です。

＜展示＞
▪️ニキシー管を使った自作時計
ファブラボ関内で取り組んでいるプロジェクトで、液晶画面やLEDによる表示装置が出来る前に主に使われていた「ニキシー管」を使った置き時計です。レトロな雰囲気は今も世代を超えて人気があります。ニキシー管はウクライナから輸入しています。ファブラボ関内では、基板設計・発注、プログラム、筐体デザインなどを全て行いました。後日、ファブラボ関内にて、組み立てワークショップを行います。

■みなまきラボとは？
横浜市と相鉄グループが推進する「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」において整備したエリアマネジメント拠点「みなまきラボ」は、地域全体の未来を考え新しいライフスタイルを提案し、それらを地域の人々と協働して実現するための公民学の連携拠点です。行政や事業者、大学が主体となり、横浜のクリエイターらと一緒に活動することで、地域内外のさまざまな人々を巻き込みながら、創造的なコンテンツの提供を実現していきます。

相鉄いずみ野線沿線地域では、郊外住宅地の少子高齢化等の地域課題に対し、公民学が協働し、地域の資源や魅力を生かしたまちづくり「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」の取り組みを行っています。開業40年を経過した南万騎が原駅前では、「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」に合わせ、子育て・高齢者支援機能や多世代向けの住居を導入し、住み替え循環を促進すると共に、幅広い世代が交流できる駅前ひろばと活動拠点を計画しました。

■エリアマネジメント拠点「みなまきラボ」(平成28年6月供用開始)
「みなまきラボ」ホームページ
http://minamakilab.yokohama/